ローズグレイとは

ローズグレイは、JISの系統色名で「赤みの灰色」とされる色です。
ローズグレイの由来
この色名の由来は、複数の資料で確かめられる説明が見つからないため、現在確認中です。
このページの代表色について
ローズグレイには資料によって色の幅があります。本ページでは複数の色名資料を照らし合わせ、比較や印刷シミュレーションに使用する代表色を設定しています。
ローズグレイは画面と印刷でどう違う?
コート紙想定では、わずかに明るくなる。上質紙などの非塗工紙想定では、少し明るくなる。
ⓘ ΔE00とは
2つの色の違いを表す国際的な色差の数値です。1未満は見分けにくいほど、1〜2はわずか、2〜3.5は少し、3.5〜5ははっきり、5以上は大きな差の目安です。
ローズグレイは紙によってどう変わる?
同じローズグレイでも、刷る紙によって仕上がりが変わります。紙そのものの白さの違いも含めて、コート紙想定と非塗工紙想定で刷った色を並べました。
コート紙想定から非塗工紙想定にすると、わずかに明るくなる、少し紫みに寄る。コート紙用のCMYKのまま非塗工紙に刷ると、わずかに暗くなる、わずかに紫みに寄る。紙に合わせたCMYKにしても、紙の違いによる変化は残ります。
ローズグレイを印刷するときの注意
使う版(インキの色数) 4版C32M38Y30K16
| 使う版 | 4版(シアン・マゼンタ・イエロー・墨)コート紙想定のCMYK |
|---|---|
| 総インキ量 | 116%4色の網点%の合計(非塗工紙想定は102%) |
| 転びやすさ色のブレやすさ | ふつうΔE00 3.2ⓘ 転びやすさとは印刷の便利帳独自の目安です。各版の網点が±4%変動したときの色差(ΔE00)から求めています。一般的な規格の数値ではありません。計算・シミュレーション条件 |
| 入稿のときの注意 |
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ローズグレイの詳しい印刷シミュレーション
版ごとの変化
ローズグレイは、それぞれの版の網点を重ねて刷ることで出す色です。丸の下の数値は、その版の網点が±4%ぶれたときの色の変化(ΔE00)です。
墨への置き換え(GCR)
墨に置き換えたときの変化を見るための簡易シミュレーションで、実際のICCプロファイルの墨版の作り方そのものではありません。GCRとは →
網点の拡大図
AMスクリーンは、規則的に並んだ網点の大きさを変え、版ごとに角度をずらして重ねることで濃淡を表現します。
FMスクリーンは、ごく小さな点を不規則に散らし、点の数で濃淡を表現します。
図は拡大したイメージです。AMスクリーニングとは → FMスクリーニングとは →
ローズグレイに近い色
丸の左半分がローズグレイ、右半分がその色です。ローズグレイと比べた違いを、色の差(ΔE00)が小さい順に並べています。
鮮やかさは近い
紫みが強いΔE00 1.4
鮮やかさがやや高い
赤みが強いΔE00 4.6
鮮やかさがやや低い
紫みが強いΔE00 7.4
鮮やかさが低い
赤みが強いΔE00 7.6
ローズグレイのカラーコード
HEXとCMYK(コート紙想定)はページ冒頭に載せています。RGB・Lab・LChなど、色校正や測色のやりとりに使う数値はここにまとめています。
RGB・Lab・LChなどの数値を見る
| HEX | #9E8B8B代表色(sRGB) |
|---|---|
| RGB | R 158 G 139 B 139 |
| CMYKコート紙想定 | C32 M38 Y30 K16PSO Coated v3(FOGRA51)で計算 |
| CMYK非塗工紙想定 | C29 M35 Y26 K12上質紙などの非塗工紙を想定。PSO Uncoated v3(FOGRA52)で計算 |
| LabD50 | L 59.6 a 7.4 b 2.8 |
| LChD50 | L 59.6 C 7.9 h 20.5°明るさ・鮮やかさ・色相で表したもの |
| 系統 | 赤系 |
| 分類 | 欧米(特定の国に限らない) |
CMYKは印刷条件ごとに変わる目安の値です。入稿先の印刷会社が指定する条件がある場合は、そちらに合わせてください。
色を確かめる色見本帳と本
画面で見える色と、紙に刷った色は同じではありません。印刷物の色を決めるときは、色見本帳で実物を見て確かめると確実です。
出典・参考資料
- 色名資料コトバンク「色名がわかる辞典」(講談社)
- JIS・標準色資料JIS Z 8102:2001「物体色の色名」
- ICC・印刷条件PSO Coated v3(FOGRA51)、PSO Uncoated v3(FOGRA52)(European Color Initiative)
