現場の小さな道具一本の鉄筆から、
紙の仕事が見えてくる。
折るための線。写すための線。
色鉛筆画に残す、白い線。
鉄筆の使い方を読む
印刷の現場から、
つくる人のそばへ。
読んで知る。調べてわかる。使って確かめる。
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加工・製本知らない言葉も、気になる紙も。
見比べて、理由を知って、自分の画像で確かめる。
印刷機の音を取り入れた作業用サウンド。手を動かす時間のおともに。

印刷のことが、昨日よりすこしわかりやすくなるように。
十五世紀のマインツで、グーテンベルクは活字を組み、インキをのせ、紙に言葉を写していました。たくさんの手間と時間をかけて、一冊ずつ本を届けていたのが、近代印刷のはじまりです。
それから長い時間が流れ、機械も技術も大きく進化しました。けれど、よりよい仕上がりを目指して、紙を選び、数字を確かめ、実際に刷りながら調整する。そんな印刷の仕事の基本は、今もあまり変わっていません。
紙の厚さや仕上がりサイズ、入稿データのつくりかた。印刷を頼もうとすると、聞き慣れない言葉や数字に出会うことがあります。トンボとは何か。この紙はどのくらいの厚さなのか。冊子の背幅は、どうやって決めるのか。はじめは迷ってしまうのが、むしろあたりまえです。
この便利帳は、そんな疑問を少しでもわかりやすくするためにつくりました。印刷の現場で積み重ねてきた知識や経験を、必要な人に届くかたちで、ひとつずつ整理しています。
ここに載せるのは、ただ集めただけの情報ではありません。計算し、比べ、必要なものは実際に刷って確かめる。印刷を頼む人が安心して使える情報を、少しずつ増やしていきます。
紙のこと、色のこと、データのこと、製本や加工のこと。ひとつわかるだけで、印刷の準備は少し楽になります。そして、わかることが増えるほど、ものづくりはきっと楽しくなります。
調べものの途中で、どうぞ気軽に立ち寄ってください。必要な答えを見つけて、安心して次の仕事へ進んでもらえたらうれしいです。
今日つくる印刷物が、思い描いていたかたちに、すこしでも近づきますように。