印刷の便利帳。

印刷の現場から、
つくる人のそばへ。

GCR

じーしーあーる Gray Component Replacement
記事内には商品紹介を含むリンクがあります。ご購入により当サイトに収益が発生することがあります。

カラー印刷の色分解で、グレーに関わる部分のCMY(シアン・マゼンタ・イエロー)を、K(墨)インキに置き換える製版方法のこと。「グレー成分置換」ともいう。

目次

もう少し詳しく

写真などのカラー原稿を印刷用に色分解するとき、シアン・マゼンタ・イエローが重なる部分にはグレーの成分が含まれている。GCRは、この灰色っぽい部分にあたるCMYのインキを、濃さに応じた比率で墨(K)インキに置き換える方法である。似た仕組みにUCR(下色除去)があるが、UCRは中間調から暗い部分にかけてのグレー成分だけを墨に置き換えるのに対し、GCRは明るい部分から暗い部分まで、グレー成分を含むすべての範囲に置き換えを適用する点が異なる。CMYのインキ量を減らせるため、総インキ量をおさえられ、インキがにじんで網点が太る現象や、色のかすれといった印刷不良を防ぎやすくなる。グレーの再現が安定しやすくなる効果もある。

関連語

UCR/色分解/CMYK

参考

JFPI/JIS用語規格

この記事は役に立ちましたか?

更新 2026年10月4日

YouTubeで開く
目次