紛紅とは

紛紅は、よく似せることを意味する「紛い」と紅を組み合わせた名前の、あざやかな黄みの赤です。
紛紅の由来
「紛い」と「紅」を組み合わせた名前。紛いは、見分けがつかないほどよく似せてあることを意味する。名前の組み立てからは、紅によく似せた色を表す色名と読める。
このページの代表色について
紛紅には資料によって色の幅があります。本ページでは複数の色名資料を照らし合わせ、比較や印刷シミュレーションに使用する代表色を設定しています。
紛紅は画面と印刷でどう違う?
コート紙想定では、わずかに暗くなる、はっきり鮮やかさが下がる、少し赤みに寄る。上質紙などの非塗工紙想定では、少し明るくなる、はっきり鮮やかさが下がる、はっきり赤みに寄る。
ⓘ ΔE00とは
2つの色の違いを表す国際的な色差の数値です。1未満は見分けにくいほど、1〜2はわずか、2〜3.5は少し、3.5〜5ははっきり、5以上は大きな差の目安です。
紛紅は紙によってどう変わる?
同じ紛紅でも、刷る紙によって仕上がりが変わります。紙そのものの白さの違いも含めて、コート紙想定と非塗工紙想定で刷った色を並べました。
コート紙想定から非塗工紙想定にすると、少し明るくなる、はっきり鮮やかさが下がる、はっきり赤みに寄る。コート紙用のCMYKのまま非塗工紙に刷ると、少し明るくなる、はっきり鮮やかさが下がる、はっきり赤みに寄る。紙に合わせたCMYKにしても、紙の違いによる変化は残ります。
紛紅を印刷するときの注意
使う版(インキの色数) 2版CM85Y100K
| 使う版 | 2版(マゼンタ・イエロー)コート紙想定のCMYK |
|---|---|
| 総インキ量 | 185%4色の網点%の合計(非塗工紙想定は185%) |
| 転びやすさ色のブレやすさ | ふつうΔE00 2.2ⓘ 転びやすさとは印刷の便利帳独自の目安です。各版の網点が±4%変動したときの色差(ΔE00)から求めています。一般的な規格の数値ではありません。計算・シミュレーション条件 |
| 入稿のときの注意 |
|
紛紅の詳しい印刷シミュレーション
版ごとの変化
紛紅は、それぞれの版の網点を重ねて刷ることで出す色です。丸の下の数値は、その版の網点が±4%ぶれたときの色の変化(ΔE00)です。
墨への置き換え(GCR)
紛紅はシアンを使わない配合のため、C・M・Yが重なってできる灰色の成分がなく、墨に置き換えられる部分がありません(コート紙想定のCMYK M85 Y100)。墨に置き換えたときの変化を見るための簡易シミュレーションで、実際のICCプロファイルの墨版の作り方そのものではありません。GCRとは →
網点の拡大図
AMスクリーンは、規則的に並んだ網点の大きさを変え、版ごとに角度をずらして重ねることで濃淡を表現します。
FMスクリーンは、ごく小さな点を不規則に散らし、点の数で濃淡を表現します。
図は拡大したイメージです。AMスクリーニングとは → FMスクリーニングとは →
紛紅に近い色
丸の左半分が紛紅、右半分がその色です。紛紅と比べた違いを、色の差(ΔE00)が小さい順に並べています。
