富士フイルムの感圧紙事業を受け継いだMBS株式会社が製造・販売するノーカーボン紙。
目次
どんな紙か
かつて「F-KAN」のブランド名で親しまれてきた感圧紙で、上用紙(A紙=裏面にマイクロカプセルを塗布)・中用紙(B紙=表面に顕色剤分散液、裏面にマイクロカプセルを塗布)・下用紙(C紙=表面に顕色剤分散液を塗布)を基本構造に、裏面にカーボンを印刷できる下用紙、1枚だけで発色するプレスタイプ、貼り付けて使うコピータックまで揃う。メーカー公式の技術案内では、複写性能・発色濃度の向上、優れた長期保存性(光・塩化ビニールへの耐性)、低温時の発色スピード、優れた寸度安定性と強い紙腰による印刷作業性、着肉性の良さを特徴として挙げている。
オンデマンド印刷での利用
感圧紙自体はレーザープリンタ専用紙という位置づけではないが、富士ゼロックスのVersant 3100 Pressに感圧紙安定走行キットを組み合わせ、N40・N50帯の感圧紙をオンデマンド出力している導入事例がある(紙しわ・ドッグイヤー・重送・紙詰まり・スキューといった課題を、専用部品と検証によって安定化させた例)。つまり紙単体がデジタル専用というより、機械側をN40に適合させることでオンデマンド機でも使えるようにする、という考え方の製品。AccurioPress C4080向けの公式推奨資料は確認できていない。
向いている用途
配送伝票や請求書、契約書、申込みの用紙など、複写が必要な帳票全般に使われる。
この記事は役に立ちましたか?
よろしければ、理由を教えてください(任意)
広告
