装丁とは、表紙やカバー、見返し、扉、外箱などにデザインを施し、本全体の体裁を整えることである。
目次
もう少し詳しく
装丁は「装幀」とも書き、装本やブックデザインとも呼ばれる。対象となるのは表紙そのものだけでなく、カバー、見返し(表紙と本文をつなぐ紙)、扉、小口、外箱など、本の外観を構成するあらゆる要素におよぶ。使用する材料も紙、段ボール(外箱用)、革、クロスなど多岐にわたり、デザイン性だけでなく、本の堅牢性や耐久性を踏まえた材料選びも装丁の重要な検討事項とされる。
装丁は本と読者との最初の出会いを左右する要素であり、書籍の第一印象や本のイメージを決定づける。そのため、装丁を手がけるデザイナーには本の内容を十分に理解してもらう必要があり、内容と外観がかけ離れたものにならないよう配慮される。シリーズものの書籍では、統一感のあるデザインが検討されることも多い。装丁を担当した人物の名前は、目次の裏や奥付に記載されることが一般的である。
なお、装丁という言葉は、表紙のデザインや綴じ方といった外観面に限定して使われることもあれば、用紙の選択や本文レイアウト、書体・級数の選定まで含めた、本づくり全体を指す広い意味で使われることもある。どちらの意味で使われているかは文脈によって異なる点に留意したい。
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関連語
参考
JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS X 0701:2005 情報及びドキュメンテーション-用語/東京都製本工業組合 製本用語集
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