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印刷業界の言葉・商習慣の用語集

CULTURE

隠語・俗語や、印刷業界の商習慣・出版流通に関わる言葉を調べられます。現場や取引でやり取りされる言い回しの意味を確認してください。

語分類意味
上げ仕舞いあげしまい業界文化その日の仕事を一定のところで打ち切り、終業とすることを指す現場の言い方のことをいう。
印行名いんこうめい業界文化印刷物を製作した会社名のことで、書物なら奥付、ポスターなら下辺の隅に入れる。
印刷シミュレーターいんさつしみゅれーたー業界文化印刷の工程で起こる変化を再現し、基礎知識の習得やスキルチェックを、低コストで体験できるアプリケーションソフトのこと。
印刷通販いんさつつうはん業界文化印刷物の注文から入稿、決済までをインターネット上で完結させる印刷サービスのことをいう。
WEB to PRINTうぇぶとぅーぷりんと業界文化ウェブを使って見積り・受発注・データ入稿・印刷指示などを行い、印刷物の制作から納品までを進める仕組みやビジネスモデルのこと。
奥付おくづけ業界文化奥付とは、書籍の巻末などに、書名・著者名・発行者名・発行年月日・版数・印刷製本所名・定価といった書誌情報をまとめて記載した部分のことをいう。
語分類意味
カットかっと業界文化カットとは、印刷・出版・DTPで、文脈によって意味が変わる多義語のこと。断裁や切り取りのほか、紙面に添える挿絵を指すこともある。
記念誌きねんし業界文化企業や団体、個人が、特定の出来事やお祝いの節目を記念して作る印刷物のこと。
キャッチコピーきゃっちこぴー業界文化商品やサービス、ブランドの魅力を短い言葉で的確に伝え、宣伝や告知に使うために考えられた謳い文句のこと。
逆有償ぎゃくゆうしょう業界文化本来は回収業者が代金を支払って買い取るはずの古紙などを、逆に排出側が処理料などの名目でお金を支払って引き取ってもらう取引のこと。
倉敷料くらしきりょう業界文化完成した製品をすぐに納品できないとき、一定期間倉庫に保管しておくための保管料のこと。
グラフィックアーツぐらふぃっくあーつ業界文化文字・絵画・写真などを平面に固定して情報を伝える媒体にすること、またその方法や材料・製造にかかわる技術全般を、とくに芸術的な観点から見たときの呼び方。
グルぐる業界文化折丁や表紙の天地を逆さのまま綴じてしまう製本不良のこと。印刷自体は正常で、製本工程だけで起きる。
けとばしけとばし業界文化足踏み式の針金とじ機を指す古い呼び名。
原本げんぽん業界文化書籍の重版(増刷)に備えて、出版社や印刷会社、製本会社がそれぞれ保管しておく本のことをいう。
号外ごうがい業界文化突発的な事件や事故、災害などのニュースを速報として伝えるために発行される、通常の紙面とは別の特別な新聞のこと。
語分類意味
再商品化さいしょうひんか業界文化容器包装リサイクル法にもとづき、市町村が分別収集した容器包装ごみを、製品の原料として使える状態にする行為のこと。
最低ロットさいていろっと業界文化印刷会社が販売・納品に対応できる、もっとも少ない製造数量のことを指す言葉で、最小ロットと呼ばれることもあり、それより少ない注文は難しい。
再版(重版)さいはん業界文化一度発行した本などを、内容を変えずに同じ版を使って再び印刷し、世に出すことをいい、重版とも呼ばれる。最初に印刷したものは初版と呼んで区別する。
作業工程表さぎょうこうていひょう業界文化制作物を仕上げるまでの作業の順番や担当、スケジュールをまとめた一覧表のこと。
作業指示書さぎょうしじしょ業界文化特定の作業を進めるための手順や必要な資材、注意事項などを具体的にまとめた文書のこと。
雑誌ざっし業界文化雑誌とは、一定の誌名のもとに記事を編集し、定期的に刊行する逐次刊行物のことである。
シズル感しずるかん業界文化主に食べ物や飲み物を写した広告写真で使われる言葉で、新鮮さやみずみずしさを感じさせ、見る人の食欲や購買意欲を刺激する表現のこと。
下職したしょく業界文化仕事の一部や基礎的な工事を下請けする職業、またはその人のこと。
紙出しで業界文化古紙・断裁紙を指す、関西地方で使われてきた言い方。
下仕事しもしごと業界文化仕事の準備や補助的な役割を指す、現場の言い方のことをいう。
出版しゅっぱん業界文化印刷術などを使って文書や図画を複製し、書籍や雑誌などの形にして販売・頒布することをいう。
書籍売上カードしょせきうりあげかーど業界文化市販の本に挟まれている二つ折りの細長い紙片のことで、「売上カード」「スリップ」とも呼ばれるもの。
実数外じっすうがい業界文化注文された納品数量(実数)には含まれない、確認用の見本や不良に備えた予備などの部数のことを指す言葉で、対になる言葉が実数内。
実数内じっすうない業界文化注文された納品数量(実数)に含まれる部数のことを指す言葉で、見本や予備をその数量に含めるかどうかによって、実数外と区別して考える。
自費出版じひしゅっぱん業界文化著者が費用を自分で負担して書籍などを出版する形態のことで、出版社を通さずに誰でも出版することができる方法である。
スクリーンショットすくりーんしょっと業界文化スクリーンショットとは、パソコンやスマートフォンなどの画面に表示されている内容を、そのまま画像データとして保存すること。またはその画像のこと。
先方紙せんぽうし業界文化出版社など印刷の発注者が、自分で購入・準備してから印刷会社に渡す印刷用紙のことをいう。反対の用紙は当方紙という。
スペック業界文化カタログや広告などに書かれている、商品の寸法や重量、機能といった性能を示す言葉のことをいう。
語分類意味
著作権ちょさくけん業界文化著作権とは、著作物を創作した著作者に対して、その利用を許諾したり禁止したりすることを認める権利のこと。
積み屋つみや業界文化丁合機へ折丁を積み込む装架作業を担当する作業者の、現場での呼び方。
電子出版でんししゅっぱん業界文化電子出版は、文字や画像のデータをデジタル化し、CD-ROMやインターネットなどの電子媒体を通じて提供する出版形式。電子書籍と呼ばれることもある。
特定事業者とくていじぎょうしゃ業界文化容器包装リサイクル法で、特定容器(スチール缶・ガラスびん・紙製容器・PETボトルなど)や特定包装を利用・製造する事業者のことで、再商品化の義務を負う立場を指す。
取次店とりつぎてん業界文化出版社から雑誌や書籍を仕入れ、全国の書店へ卸す流通を担う販売会社のこと。本の問屋にあたる。
取り屋とりや業界文化製本機械が加工した折丁や出来本などを取り出す補助作業、またその作業者。
同人誌どうじんし業界文化同じ趣味や志を持つ個人やサークルが、自らの資金で制作・発行する自主出版の雑誌や書籍のことをいう。
泥鰌どじょう業界文化細長い鉄棒でできた、ネジを回すための道具を指す現場の俗称のことをいう。
ドンデンどんでん業界文化折丁を丁合機・中とじ機に積み込むとき、天地や表裏を逆向きに入れてしまうミスのこと。
語分類意味
中仕事なかしごと業界文化仕事を上・中・下の三段階に分けて進める場合の、真ん中の段階にあたる仕事を指す言い方のことをいう。
抜刷りぬきずり業界文化すでに出版した書籍や雑誌から、必要な箇所だけを抜き出して、別の冊子としてあらためて印刷することのこと。
納本のうほん業界文化書籍や雑誌などの印刷物の中から特に念入りに製本した最良の製品を選び、あらかじめ決められた部数だけ注文主へ納入すること。
語分類意味
端物はもの業界文化端物(はもの)とは、はがきや伝票、名刺、チラシ、ポスターなど、書籍や雑誌のような複数ページの構成を持たない、単発の体裁の印刷物の総称のこと。
販促物はんそくぶつ業界文化商品やサービスの認知、購入、来店、問い合わせなどを促すために作って配る媒体の総称のこと。販売促進物の略で、印刷物の呼び名として広く使われる。
ポップぴーおーぴー業界文化購買する時点(店頭)をねらって、消費者に購入を促すための宣伝広告のこと。「POP広告」ともいう。
符牒ふちょう業界文化製本業界で使われてきた、数字を表す隠語。
フリーペーパーふりーぺーぱー業界文化フリーペーパーとは、読者から購読料をとらず、無料で配る新聞や雑誌の形の印刷媒体のこと。記事と広告でできていて、購読料以外の収入で続けて発行する。
編集へんしゅう業界文化編集は、文章や写真、原稿などの材料を集め、一定の方針にそって整理し、書籍や雑誌、新聞などの形にまとめる作業。企画からページ構成までを含む。
ページ物ぺーじもの業界文化ページ物とは、書籍・雑誌・カタログなど、ページ数が多く体裁がほぼ一定した印刷物の総称である。一枚刷りの印刷物を指す「端物」に対して用いられる言葉である。
保存版ほぞんばん業界文化改正・更新や再版のために保存している組版、刷版、原板、またはデータのことをいう。
POPぽっぷ業界文化POPは、店頭に置く広告や販促物の総称である。「Point of Purchase」(購買時点)の頭文字をとった略語で、売り場で商品の魅力を伝える。
ペーパークラフト業界文化紙を切り抜いたり折りたたんだりして、乗り物や建物、キャラクターなどの形をした立体物をつくる、紙を素材にした工作のことをいう。
語分類意味
ユニバーサルデザインゆにばーさるでざいん業界文化ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍の違いや年齢・性別、障害・能力の有無などにかかわらず、できるだけ多くの人が利用しやすいように考慮された施設・製品・情報の設計(デザイン)のことである。
語分類意味
ラフらふ業界文化ラフとは、デザインを制作する前段階で作成される、アイデアやイメージ、レイアウトの大まかな設計図のこと。
ラーメンらーめん業界文化無線とじでバインダーが本の背をミーリング(数ミリ削る)したときに出る、ちぢれた断ち落とし。
ロット業界文化同一であるとみなせる条件のもとで製造・生産される、ある製品や商品のひとまとまりの生産単位のこと。印刷では最小製造単位の意味で使われることが多い。

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