印刷の便利帳。

印刷の現場から、
つくる人のそばへ。

空刷り

からずり
記事内には商品紹介を含むリンクがあります。ご購入により当サイトに収益が発生することがあります。


絵柄を彩色せず、凹凸だけで模様を浮き出させる版画技法、またそうして刷られたもののこと。

目次

もう少し詳しく

空摺りとも書き、浮世絵版画では空摺と表記されることが多い。版木に絵具をのせず、和紙を重ねて裏からばれんで強く摺り、紙に凹凸の模様を写す。紙が浮き上がる向きなので、現代のエンボス加工にあたる。着物の柄や雪の質感を立体的に見せる表現などに使われた。

印刷現場の「空刷り」

印刷の現場では、別の意味でも使う。オフセット枚葉機で、インキローラを使わずに紙だけを通すことを空刷りといい、「空通し」と同じ意味である。紙の着肉をよくしたり、紙の癖を直したりするために行う。

関連語

空通し/エンボス加工/空押し

参考

太田記念美術館/JFPI(日本印刷産業連合会)印刷用語集「空刷り」「空通し」

この記事は役に立ちましたか?

更新 2026年10月14日

YouTubeで開く
目次