コンピューター用のデータを記録・配布するための、読み出し専用の光ディスクのこと。DTPの時代には、入稿データの受け渡しにも使われた。
目次
もう少し詳しく
どんな媒体か
CD-ROMは、Compact Disc Read-Only Memoryの略で、読み取り専用のコンパクトディスクである。ソフトウェア、画像、フォント、電子出版物、写真素材、印刷用データなどの配布に使われた。
ディスクの中のボリュームやファイルの構造は、国際規格で決められている。その規格は、2023年に新しい版が発行されている。
DTPでの役割
インターネットで大きなデータを送るのが当たり前になる前は、レイアウトのデータ、画像、フォント、入稿データをCD-Rなどに焼いて、印刷会社へ渡すことが多かった。
CD-ROMは、最初からデータが記録された、読み取り専用のディスクである。ユーザーが1回だけ書き込めるCD-Rや、書き換えができるCD-RWとは、別の種類にあたる。
いまの扱い
いまは、オンラインストレージやクラウドでデータを受け渡すのが主流である。CD-ROMを日常の入稿媒体にする機会は、大きく減った。
ただし、過去のDTPデータや写真のアーカイブには、CD-ROMやCD-Rが残っていることがある。古いデータを再利用するときは、ファイルシステム、文字コード、古いフォント、ソフトの互換性が問題になる。
広告
関連語
参考
JIS X 0701:2005(情報及びドキュメンテーション―用語)/ISO/IEC 9660:2023(CD-ROMのボリュームおよびファイル構造)
この記事は役に立ちましたか?
よろしければ、理由を教えてください(任意)
