紙質が硬く、消しゴムでの修正にも強い、主に製図やイラスト用に使われる画用紙のこと。名刺やカレンダーにも使われる。
目次
もう少し詳しく
高級な製図用紙は、原料にボロ(古布由来の繊維)を用い、表面にサイズ剤を施して作られてきた。消しゴムで文字や線を消しても表面が毛羽立ちにくいこと、サイズがよく効いて紙の表面が締まっていること、色が白いことなどが求められる。しっかりとした厚みと硬さがあり、表面が滑らかで筆記のしやすい紙で、鉛筆やペンで細かい線や図面を描く用途に向いている。一般には化学パルプを原料とすることが多く、インクがにじみやすいため、面全体をベタで印刷する用途にはあまり向かない。国内では、製図用紙としてだけでなく、名刺やカレンダーの用紙としても使われている。
由来・雑学
ケント紙という名前は、イギリスのケント地方で初めて作られたことに由来する。産地の名前がそのまま紙の呼び名になった例で、もともとは製図用の丈夫な画用紙として広まった。日本でも、この由来にちなんだ「ケント紙」という呼び名が定着し、今も製図用紙やイラスト用紙の代表的な呼び名として使われている。
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関連語
参考
JFPI/JIS用語規格/東京都製本工業組合 製本用語集
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