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黄版(きはん)

きはん
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多色印刷の基本4色インキのうち、黄色(イエロー)を印刷するための版のこと。Y版と呼ばれることもある。藍版・赤版と組み合わせて、緑や橙、肌色のような中間色を作り出す役割を持つ。

目次

もう少し詳しく

黄版は、藍版・赤版と重なることで色の彩度や明るさに大きな影響を与える。カラー印刷の校正では、藍版・赤版・黄版・墨版という呼び方で版ごとに濃淡や位置のズレを確認し、黄版は特に肌色や淡い色の再現性を左右しやすい版として注目される。

意味と使う場面

プロセスカラー印刷で、イエローのインキを印刷するための版。Y版ともいう。製版担当者が色分解を確認するときや、印刷担当者が校正刷りの色調・見当を調べるときに使う。黄色い部分だけでなく、複数のインキを重ねて作る色にも関わる。

似た語との違い・注意点

藍版はシアン、赤版・紅版はマゼンタ、墨版はブラックを担当する。黄版はそのうちイエローを担当する版であり、版材自体が黄色という意味ではない。また、特色の黄色を刷る版と、プロセスカラーのY版は区別する。一部分を黄色くしたいからといって、黄版の印刷濃度を全体的に上げると、ほかの部分の色も変わる。画像の一部分を修正するのか、印刷全体の状態を調整するのかを分け、他の色版とのバランスも確認する。

数字・条件

例えばC0%・M0%・Y100%・K0%の指定は、ほかの3色を使わず、黄版だけをベタで刷る指定になる。同じデータ値でも、用紙やインキ、印刷条件で見え方は変わるため、実際の色は校正刷りなどで確認する。

関連語

赤版/藍版

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更新 2026年10月14日

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