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奥付

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奥付とは、書籍の巻末などに、書名・著者名・発行者名・発行年月日・版数・印刷製本所名・定価といった書誌情報をまとめて記載した部分のことをいう。

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もう少し詳しく

奥付は、いわば本の「戸籍」にあたる部分で、その本が誰によって、いつ、どこで作られ、発行されたのかという責任の所在を明らかにする役割を持つ。一般的には書籍の巻末に置かれるが、標題紙の裏側に記載される場合もあり、新聞においては編集者に関する情報を含む点が特徴として挙げられる。記載される項目は媒体によって幅があり、書籍では書名・著者名・発行所名・印刷所名・製本所名・定価・発行年月日・日本図書コード(ISBN)・著作権表示などがまとめて記されるのが一般的で、以前は印税に関連する「検印」の慣習もあったが、現在ではその語句自体が省略されることも多くなっている。

奥付を付ける慣習は和書に特有のもので、洋書では通常こうした欄は設けられず、扉に標題・著者名・出版社・出版年などを記すのが一般的とされる。奥付の起源をめぐっては、江戸時代の幕府による法令上の要求に端を発したとする説明があり、明治期に制定された出版法のもとでは政府の検閲を目的として記載が義務付けられていた時期もあった。戦後、日本国憲法第21条で言論の自由と検閲の禁止が定められたことにより、奥付の記載は法的な義務ではなく出版業界の慣習として続いているとされる。カタログなど書籍以外の印刷物でも、発行日や改版数を示す簡易な奥付が設けられることがある。

関連語

後付け

参考

JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS X 0701:2005 情報及びドキュメンテーション-用語/Wikipedia「奥付」

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更新 2026年10月4日

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