孔版印刷の一種で、枠に張ったメッシュ(紗)の版を使い、スキージでインキを押し出して被印刷物に転写する印刷方式のこと。
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もう少し詳しく
スクリーン印刷では、枠に張った布製・プラスチック製・金属製などのメッシュ(紗)に対し、画線部以外の部分を樹脂などのステンシルでふさいだ版を用いる。この版の上からインキをのせ、ゴム製のスキージを押し当てて摺動させることで、インキが画線部のメッシュの開口部を通過し、被印刷物に転写される仕組みである。かつてはシルク(絹)を版に用いていたため「シルクスクリーン印刷」とも呼ばれ、現在はナイロンやポリエステル、ステンレスなどの金属糸で編んだ紗が使われている。
インキの流動性を利用した印刷方式であるため、オフセット印刷に比べてインキを厚く盛ることができ(目安として30倍程度とする資料もある)、隠ぺい性の高い厚い膜を印刷できるのが特徴である。そのため機能性インキの印刷にも適し、紙だけでなく布・プラスチック・ガラス・金属など幅広い素材や、凹凸のあるものや曲面への印刷にも対応できる。用途としては、タオルやTシャツなどの布地プリント、ポスターや看板・ディスプレーの印刷、工芸的な美術印刷のほか、プリント回路や厚膜ICの製造にも用いられている。
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関連語
参考
JFPI/JIS Z 8123-1:2013(JIS用語規格)/東京都製本工業組合 製本用語集
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