ハロゲン化銀とは、銀とハロゲン元素(臭素・塩素・ヨウ素など)が結びついた化合物の総称で、光に反応する性質をもつ。写真フィルムや製版フィルムなど、銀塩材料の感光物質に使われる。
目次
もう少し詳しく
代表的なものは、臭化銀、塩化銀、ヨウ化銀である。
露光すると、感光膜の中に、目に見えない像(潜像)ができる。この潜像を現像液で処理して、目に見える画像にする。
画像ができるまで
現像では、ハロゲン化銀を含む感光膜の潜像が、化学変化によって還元され、金属銀になる。金属銀になった部分は黒く見える。そのあと、露光されなかったハロゲン化銀を定着の処理で取り除くと、安定した画像が残る。カラーフィルムでは、ハロゲン化銀が現像主薬と反応してできる酸化物が、カプラーと反応して色素になる。
感じる光の範囲
ハロゲン化銀は、すべての可視光に同じように反応するわけではない。臭化銀は、紫外線の領域から約480nmまでの光に反応する。これより長い波長の光に感じさせたいときは、その光を吸収する色素を加えて増感する。
銀塩を使う印刷
現場では、CTPやデジタルカメラが広まり、銀塩の製版フィルムを使う場面は減った。
ハロゲン化銀の感光を利用した印刷方式は、銀塩印刷と呼ばれる。
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関連語
参考
日本印刷産業連合会 印刷用語集(現像・感色性・カプラー)
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