印刷の便利帳。

印刷の現場から、
つくる人のそばへ。

リス現像

りすげんぞう Lith Development
記事内には商品紹介を含むリンクがあります。ご購入により当サイトに収益が発生することがあります。

写真の階調を硬調に仕上げるための現像方法で、専用フィルムとそれに対応する薬剤を使う。

製版工程で原稿を撮影する大型蛇腹式プロセスカメラ。リスフィルムの撮影に使う機械の同種の例
Photo: Danielteolijr / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
目次

もう少し詳しく

意味と使う場面

リスフィルムと専用の現像液を使い、黒くなる部分と透明に残る部分の差を強く出す現像方法。写真製版で、製版担当者が文字、線、網点などの境界を明瞭にしたフィルムを作る際に使う。伝染現像ともいう。

似た語との違い・注意点

なだらかな濃淡を再現する写真の現像とは目的が異なり、製版に適した強いコントラストを得ることを重視する。画像編集ソフトでコントラストを上げる操作ではなく、感光したフィルムを現像液で処理する方法。現像時間や液温、現像液の劣化状態が変わると、濃度や網点の再現が変わる。黒く見えるだけで合格とせず、細い線や小さな網点が保たれているか、不要な部分まで黒くなっていないかを確認する。

数字・条件

フィルムと現像液の組み合わせを決め、液温、処理時間、希釈率、補充条件を管理する。何℃で何分という共通値はない。使用する材料や処理装置は会社によって違うため、メーカー指定の処理条件を基準にする。

関連語

写真製版/網点/硬調

参考

JFPI

この記事は役に立ちましたか?

更新 2026年10月12日

YouTubeで開く
目次