日本の活字のサイズを表す単位のこと。五号(約10.5ポイント)を基準として、初号から八号まで段階がある。号数が小さいほど活字は大きくなり、ポイントとは逆の並びになる点が特徴。
活版印刷で使われていた活字には、ポイント(欧文の単位を取り入れたもの)とは別に、日本独自の「号数」というサイズの単位があった。五号(10.5ポイントに相当)を基準とし、そこから大きい順に初号から二号、三号、四号、五号・六号・七号・八号という段階で活字のサイズが決められていた。
号数が小さいほど活字は大きくなるという、ポイントの数字の大小とは逆の並び方になっているのが特徴である。見出しには初号や二号のような大きな号数、本文には五号前後の号数が使われるなど、用途で使い分けられていた慣習である。
写植やDTPが主流になった現在では、文字サイズはポイントやミリメートルで指定するのが一般的になり、号数で指定する場面はほとんどなくなった。しかし、活版印刷の歴史を踏まえた資料や、古い印刷物の文字サイズを説明する際には今も使われる単位である。
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