ポイントとは、活字や文字の大きさ、また行間や余白などの寸法を表すために使われる単位で、「pt」と略記される。
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もう少し詳しく
ポイントは活字の大きさを示す基礎単位として生まれ、現在のデジタル組版にも受け継がれている。歴史的には1886年、アメリカのナイアガラに集まった活字業者会議で、マッケラ社のパイカ活字の12分の1を1ポイントとすることが定められ、これがいわゆる「アメリカ式(アメリカン)ポイント」となった。一方ヨーロッパでは1ポイント=0.3759mmとする「ディドーポイント」が使われており、同じ「ポイント」でも地域によって寸法の基準が異なる点には注意が必要である。日本ではアメリカ式ポイントが採用され、昭和37年にJIS規格として正式に制定された。
ここで実務上おさえておきたいのが、規格上の数値とDTP上の数値のわずかな食い違いである。規格上は1ポイント=0.3514mmと明確に定められているのに対し、現在のDTPアプリケーションでは1ポイントを正確に1/72インチ(約0.3528mm)として扱うのが一般的で、両者は完全には一致しない。とはいえその差はごくわずかであり、実務上は「1ポイント≒0.35mm」という感覚で運用しても大きな支障はない。ポイントは文字サイズだけでなく、行間や段間、余白の幅など、版面(レイアウト)を構成するさまざまな寸法を指定する際にも用いられ、印刷・DTPの現場で最も基本的な単位の一つとなっている。
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関連語
参考
JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS Z 6015:2016 文書情報マネジメント用語/東京都製本工業組合 製本用語集/Wikipedia
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