紙やプラスチックフィルムを土台にした、少部数の軽印刷向けの刷版のこと。耐刷力は金属の版より劣る。文字中心で写真をあまり含まない社内文書や簡易な印刷物で使われることが多い。
文字が中心で写真をあまり含まない、比較的少部数の印刷(軽印刷)向けに使われる、紙やプラスチックフィルムを基材にした刷版を「紙版」、あるいは「フレキシブルプレート」という。
金属の刷版と比べて軽く、取り扱いやすい反面、刷版としての耐久性(耐刷力)は劣るため、大ロットの印刷や細かい網点の再現を求められる仕事には向かない。社内文書や簡易なチラシ、名刺などの軽印刷機で使われることが多い版種である。
現在ではオンデマンド印刷機やデジタル印刷機が普及し、少部数の印刷に版そのものを使わない方式(無版印刷)が増えたこともあり、紙版が使われる場面は限られてきているが、簡易印刷の仕組みを説明するうえでは今も登場する用語である。
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