湿度や水分の吸収・放出によって紙が反り、丸まってしまう現象のこと。
目次
もう少し詳しく
巻取り紙が巻かれた状態で置かれることによって生じる「巻きカール」と、湿度の変化で紙を構成するパルプ繊維が伸び縮みすることによって生じる「伸縮によるカール」の二種類がある。紙の表裏差や繊維の向き(紙目)、使うパルプの種類、乾燥のしかた、塡料の有無など、複数の要因が重なって発生する。硬めの紙や、腰の弱いコート紙は特にカールしやすく、印刷後にくわえ尻(印刷機にくわえさせる側の端)が丸くなって用紙の揃いが悪くなることがある。カールした紙は断裁や折りの工程で扱いにくく、補正には手間がかかる。光沢のあるラミネートを施した紙も、時間がたつうちに紙側が湿気を吸ってカールが起きることがある。
広告
関連語
参考
JFPI/JIS X 0701:2005/東京都製本工業組合 製本用語集
この記事は役に立ちましたか?
よろしければ、理由を教えてください(任意)
