アクセシビリティとは、年齢や身体の特性、使う環境や機器にかかわらず、できるだけ多くの人が情報や製品を理解し、利用できること。またその度合いのこと。
目次
もう少し詳しく
Webの分野では「Webアクセシビリティ」という言い方が定着している。視覚、聴覚、運動、認知などに条件のある人でも、Webの内容を利用できるように作ることをいう。国際的な基準として、W3Cが定めるWCAG(ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン)が広く使われている。
WCAGの考え方
WCAG 2.2は、基本の原則を4つに整理している。知覚可能、操作可能、理解可能、堅牢である。それぞれに達成基準があり、適合レベルはA、AA、AAAの3段階に分かれる。具体例は、画像の代替テキスト、キーボード操作への対応、十分な色のコントラスト、適切な見出し構造、フォーカスの表示などである。
WCAG 2.2は、2025年10月にISO/IEC 40500:2025として国際規格になった。
印刷物でのアクセシビリティ
印刷物でも、同じ考え方が働く。文字の大きさと書体、行間、色のコントラスト、情報の構造、色だけに頼らない区別、読みやすい文章。どれも、多くの人に情報を届けるための要素になる。
よくある誤解
アクセシビリティは「高齢者向け」でも「障害のある人専用のデザイン」でもない。特定の人のためではなく、利用を妨げる壁をできるだけ減らす考え方である。
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関連語
参考
W3C「WCAG 2 Overview」/W3C WAI「WCAG 2.2 Approved as an ISO Standard」
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