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地

ち foot, tail
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地とは、本やページの下部、すなわち本の中身を仕上げ断ちしたあとの三方の切り口のうち、下側の切り口のことをいう。

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もう少し詳しく

「地」は、対になる上部の「天」とあわせて常に「天地」という語で語られる用語で、印刷物の上下方向を指す際の基本的な言い回しとして使われる。印刷データの縦寸法を伝えるときの「天地〇〇mm」や、レイアウト上の位置を指示する際の「地から〇〇mm」といった表現は現場でよく用いられ、両面印刷では表裏の天と天、地と地を合わせて刷ることが基本になるため、絵柄の向きによっては天地の指示を誤らないよう注意が必要とされる。「地」という語には、本やページの下部そのものを指す意味に加えて、ページ下端の仕上り線から版面(文字や図版が配置される範囲)までの余白部分を指す意味もあり、単純な「本の下端」という意味だけでなく、レイアウト上の余白量を表す用語としても使われることがある。

本の断ち口は、上部の「天」、下部の「地」に加えて、綴じ側の反対側にあたる「小口」を合わせて三方と呼ばれる。地と天は上下の位置関係を示す一対の語であるのに対し、小口は左右方向(開く側)の端を指す語であり、混同しないよう区別して使う必要がある。さらに、これら三方に対して綴じられている側の辺は「背」と呼ばれ、本の各部の名称としては天・地・小口・背の四つで全体を把握するのが基本となる。

関連語

天/小口/背

参考

JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS Z 8125:2004 印刷用語-デジタル印刷/東京都製本工業組合 製本用語集

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更新 2026年10月4日

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