印刷・製本の分野で使われることばで、抄紙の際に紙の縁にできる不揃いな部分や、上製本で本の背を両側に押し広げたときにできる隆起部分を指す。
目次
もう少し詳しく
工程によって指すものが変わることばで、大きく2つの意味がある。
紙の耳
紙を抄く工程で、紙の側面にできる不揃いな部分を指す。一般的な洋紙では流通の段階で断ち落とされるが、和紙や水彩紙などでは、手でちぎったような自然な風合いを生かすために、あえて残すことがある。
製本の耳
上製本で中身を万力にはさんで締めつけ、背を両側に押し広げたときに、万力からはみ出す部分を指す。中心から左右へこすりつけるようにして隆起をつくることで、表紙と中身の接合が強くなり、本の開きもよくなる。小口が前に飛び出すのを防ぐ役割もある。
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関連語
参考
JIS Z 8125:2004/JFPI 印刷用語集/東京都製本工業組合 製本用語集/竹尾
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