フィルム印刷とは、PE、PP、PETといった樹脂のフィルムに、文字や絵柄を刷ること。PEはポリエチレン、PPはポリプロピレン、PETはポリエステルの略称である。
目次
もう少し詳しく
軟包装の印刷には、主にグラビア印刷が使われる。グラビア印刷は凹版の一種で、凹んだセルに入れたインキを、ドクターで余分をかき取ってからフィルムに移す。プラスチック包装材料への印刷には、フレキソ印刷も使われる。食品や医薬品の袋などの軟包装が主な用途で、ラベルやシュリンクフィルムにも使われる。
紙との違い
紙と違い、フィルムの表面はインキを吸わない。フィルムの材質に合ったインキ、表面処理、乾燥・硬化の条件を選ぶ。
裏刷りと表刷り
透明なフィルムでは、裏側から刷る「裏刷り」にすることがある。フィルムを通して見ることになり、印刷面を擦れや汚れから守れる。あとで別のフィルムを貼り合わせることが多い。表面に直接刷る場合は、擦れに強いことと、密着することがさらに大事になる。
表面処理
PEやPPは表面にインキがなじみにくいので、コロナ放電などの表面処理をする。
現場では、フィルムは熱や張力で伸び縮みしやすいものがあり、多色の輪転印刷では、張力、乾燥温度、見当の管理が大事になる。
製版フィルムとは別
「製版用フィルムに刷ること」と混同してはいけない。フィルム印刷は、プラスチックフィルムを最終製品の基材として刷ることをいう。
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関連語
参考
日本印刷産業連合会 印刷用語集(軟包装・裏刷り・グラビア印刷・フレキソ印刷・コロナ放電)
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