外字とは、特定の文字コード体系に含まれていない文字や記号のことで、日本語印刷の現場では、JIS規格の文字集合に含まれない漢字や、システム・利用者が独自に作成・登録した文字などを指す言葉である。
目次
もう少し詳しく
外字は、システムや利用者が独自に採用・規定した文字・記号、ある特定の符号化文字集合に含まれていない文字・記号、システムの登録可能なエリアに登録した文字・記号、という3通りの捉え方に整理できる。一般には文字セットJIS X 0208に含まれない文字のことを指すが、DTPの現場では、使用しているフォントに含まれていない文字や記号を総称して外字と呼ぶこともある。OCFフォントやCIDフォントが主流だった時代には、丸数字や単位記号などの特殊文字や、一般的に使われない漢字を、Illustratorなどのアプリケーションでその都度作成したり、外字フォントを用意したりする必要があった。
活字組版や写植の文脈では、使用頻度が低く通常のケースやメーンプレートに収まらない漢字(写植では三級・四級に属する漢字)、常用漢字表にない表外字などを指すことが多い。丸囲み数字やⅠなどの全角ローマ数字、㈱のような略号も代表的な外字の例として挙げられる。標準の書体の中には入っていない文字を指して使われることもある。
外字はコンピュータや機種ごとに個別に登録されるため、外字を使用した文書を別の環境で表示・印刷すると、その外字が正しく表示されなかったり文字化けを起こしたりすることがある。
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関連語
参考
JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS用語規格(JIS Z 8125:2004)/モリサワ
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