化粧裁ちとは、印刷や製本を終えた印刷物を、余白を切り落として仕上がり寸法どおりに断ち切る作業のこと。「仕上げ裁ち」ともいう。
目次
もう少し詳しく
印刷を終えた刷り本には、断裁のための余白が残った状態で仕上がる。化粧裁ちでは、この余白を切り落として四辺をそろえ、指定の仕上がりサイズに整える。見た目を美しく整えるだけでなく、用紙の寸法誤差やズレを補正する役割もある。三方を一度に断つ三方断裁機のほか、枚葉紙の状態や複数丁付けしたものには平断裁機やロータリーカッターも使われる。断裁の寸法がずれていないかを、光を使ったセンサーで自動的にチェックする工程を組み込むこともある。しおりが付いていたり、開いてはいけない折り込みページが残っていたりする場合は、四方すべてではなく一部だけを断裁して仕上げることもある。
四方化粧と三方化粧
用紙の四辺すべてを断裁する場合を「四方化粧」という。製本して冊子にしたあとは、綴じてある背の一辺は切らず、残りの三辺だけを断裁する。これを「三方化粧」と呼ぶ。
呼び方について
規格や用語集では、化粧裁ちと仕上げ裁ちを同じ作業を指す言葉として扱っており、JIS用語規格やJFPIでは「仕上げ裁ち」を見出し語、「化粧裁ち」をその言い換えとして掲載していることが多い。呼び方は違っても、指している作業は同じである。
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関連語
参考
JFPI/JIS用語規格/東京都製本工業組合
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