パピルスとは、カヤツリグサ科の植物であるパピルス草の茎から作られた、古代エジプトで使われた文字の筆記媒体のことをいう。
目次
もう少し詳しく
北東アフリカや中近東の湿地に自生する多年草で、茎の高さは2〜2.5メートルほどになる。古代エジプトでは紀元前3000年ごろから、この植物の地上茎の内部組織を用いて、紙に似た筆記媒体が作られていたとされる。
繊維を薄く裂いて並べたものを二層に重ねて貼り合わせる構造を持つため、表と裏で繊維の向きが異なり、折り曲げには弱かったとされる。そのため冊子の形にすることは難しく、数枚から20枚ほどのシートをアラビアゴムで長くつなぎ合わせ、巻物として使われていたとされる。一枚のサイズは、幅がおよそ24〜40センチ、長さが25〜30センチ、厚さは0.1〜0.25ミリほどであったとされる。
由来・雑学
紙を意味する英語のpaperやフランス語のpapierは、このパピルス(papyrus)に由来する語とされる。ただし、パピルスは繊維を絡み合わせて成形したものではないため、狭義の紙とは区別される。
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関連語
参考
東京都製本工業組合/Wikipedia
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