パルプとは、木材などの植物を機械的あるいは化学的に処理して取り出したセルロース繊維の集合体のことで、紙をつくるための主原料である。製法によって機械パルプ・化学パルプなどに分けられる。
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もう少し詳しく
木材などの植物は、細胞壁を構成するセルロース、ヘミセルロース、そして細胞同士を接着するリグニンといった成分からできている。パルプは、これらの植物からヘミセルロースやリグニンなどを取り除き、セルロース繊維を分離・集合させたものである。パルプは、木材その他の植物から機械的または化学的な処理によって取り出したセルロース繊維の集合体であり、紙のほかレーヨンやセロファンなどの主原料としても用いられる。
パルプは製法によって大きく、木材を物理的な力ですりつぶして繊維化する機械パルプと、薬品を用いてリグニンなどを化学的に溶かし出して繊維を取り出す化学パルプに分けられ、両者の中間的な方法である半化学パルプもある。原料の面では、木材(針葉樹・広葉樹)のほか、非木材植物や、使用済みの紙を再生した古紙も原料となり、それぞれ木材パルプ、非木材パルプ、古紙パルプなどと呼ばれる。用途によっても製紙用パルプと溶解パルプなどに分類され、印刷用紙をはじめとする多くの紙製品は、これらのパルプを配合してつくられている。
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関連語
参考
JIS P 0001:1998 紙・板紙及びパルプ用語/JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/日本製紙連合会
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