PUR製本とは、無線綴じの糊にPUR系(ポリウレタンリアクティブ)ホットメルト接着剤を使用する製本方法である。
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もう少し詳しく
無線綴じでは一般にEVA系(エチレン酢酸ビニル系)ホットメルト接着剤が使われてきたが、PUR系接着剤は、加熱・溶解後に冷えていったん固まったあと、空気中や紙に含まれる水分とさらに化学反応を起こして、より強固に硬化するという性質を持つ。この反応により、接着性(強度)や耐熱・耐寒性、さらには古紙としてリサイクルする際に用紙と分離しやすいといった点で、従来のEVA系接着剤より優れているとされる。
接着力が高いため糊の塗布量を少なくでき、その結果として本を開いたときの開きの良さや、開いた状態を保つ耐久性が向上する。完全に硬化するまでEVA系より時間がかかるものの、いったん固まると強度が高く、少ない塗布量でも丈夫でノド元までよく開く本に仕上がる。ページ数が多く開きやすさが求められる写真集やカタログ、マニュアルなど、さまざまな印刷物の製本に採用されている。
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参考
JFPI/東京都製本工業組合/竹尾
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