再生紙とは、一度使用されたあとに回収された古紙のパルプを配合して作られた用紙のことをいう。
目次
もう少し詳しく
古紙を回収し、溶解してインキなどの不純物を取り除いたものが「古紙パルプ」で、これが含まれていれば基本的にはすべて再生紙と呼ばれる。製本所で発生する裁ち落としの端紙なども再生紙の原料になっており、新たに木材から作る「バージンパルプ」を一定割合加えつつ、その比率を抑えたものが再生紙とされる。ただし「再生紙」という言葉自体に厳密な統一定義があるわけではなく、古紙パルプの配合率をどの程度含めば再生紙と呼ぶかは、規格や業界の基準によって幅がある。
古紙にはインキなどの不純物がわずかに残るため、配合率が高いほど用紙にはやや色味が出やすい傾向があったが、近年は製紙技術の向上により、一般的な用紙に近い質感の再生紙も増えている。再生紙を使う印刷物では、用紙名に「グリーン」「エコ」「リサイクル」といった言葉が用いられたり、古紙パルプの配合率がリサイクルマーク(Rマーク)として表示されたりすることも多い。森林資源の保護や紙ごみの減量につながる環境配慮の観点から、新聞用紙をはじめ、書籍・雑誌・事務用紙など幅広い用途で利用が広がっている。
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関連語
参考
JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS X 0701:2005 情報及びドキュメンテーション-用語/東京都製本工業組合 製本用語集
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