刷了とは、予定していた枚数の印刷がすべて完了し、印刷機から版を取り外してもよい状態になったことをいう。「上がり」「刷り上がり」も同じ意味で使われる。
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もう少し詳しく
刷了は「印刷完了」を略した言葉で、必要な部数の印刷が終わり、版を機械から取り外しても差し支えない段階に達したことを指す。書籍のように複数の印刷物が組み合わさって一冊を構成する場合には、印刷機一台分の印刷が終わっただけでなく、表紙や口絵などの付き物類も含めて必要な印刷物すべてが刷り終わり、製本所への引き渡しが済んだ状態を指して「刷了」と呼ぶこともある。刷了した後の印刷済みの紙は「刷り本」と呼ばれ、これに刷了を示す札紙が付けられて次の工程に回される。
ここで押さえておきたいのは、刷了はあくまで「印刷という工程が終わった」という節目であって、製品そのものが完成した状態ではないという点である。既製品の封筒やはがきへの印刷のように後加工がまったく発生しない場合を除き、刷了のあとには乾燥・断裁・表面加工・折り加工・製本加工といった後工程が控えている。刷了イコール納品可能な完成品、というわけではないため、進行管理の中では区別して扱われる言葉である。
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関連語
参考
JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/東京都製本工業組合 製本用語集
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