紙面を6つに分け、山折りと谷折りが交互に来るようにたたむ折り方のこと。ジグザグにたたまれ、広げると1枚の長い紙面が現れます。
現場ではこう使う
「何面の蛇腹ですか」——折りを頼むと、面の数を確かめられます。
「外折り」「蛇腹折り」だけでは、何回折るのか伝わらないからです。 「蛇腹6つ折りで」と数を添えて答えれば、それで通じます。
もう少し詳しく
6つに分けるので、折る回数は5回。山折りと谷折りが交互に来て、ジグザグにたたまれます。
横につながった情報を、広げて一度に見せたいときに向く折り方です。
面の幅は均等でよい
ここは誤解されやすいところです。
外六つ折りは、すべての面を同じ幅で折ります。均等割りです。
内側にくる面を小さくする必要はありません。ジグザグにたたまれるので、内側の面が外側の面に包み込まれることがないからです。
小さくするのは、巻き折りのほうです。巻き三つ折りのように、紙をくるくると巻き込んでいく折り方です。内側に入る面が外の面より大きいと、はみ出したり浮いたりします。だから内側の面をわずかに短くします。
折り方の系統が違えば、寸法の考え方も違います。
| 折り方の系統 | 面の幅 |
| 蛇腹折り系(外三つ折り・外四つ折り・外六つ折り) | 均等割り |
| 巻き折り系(巻き三つ折り・観音折り) | 内側にくる面を少し小さくする |
呼び方が2通りある
同じ折り方に、外六つ折りと蛇腹6つ折りという2つの呼び名があります。どちらも紙面を6つに分けることを指しています。
面の数で伝えるのが確実です。
蛇腹折りには「◯山」という数え方もあります。ただし山と谷は片面から見れば交互に来るので、折り目の本数をそのまま「山の数」と呼んでよいかは、資料によって説明が分かれます。数え方の基準が違うと1つずれます。面の数で言うほうが確実です。
山折りだけを数えるか、山谷をまとめて折り数として言うか、仕上がって見える山を数えるかは、現場によっても違います。だから、「蛇腹3山」だけで発注を済ませるのは避けたいところです。仕上がりサイズ、展開サイズ、面の数(外六つ折りなら6面)、折り位置の寸法まで伝えると事故が減ります。同じ「A4を外六つ折り」でも、各面を完全に均等にするのか、巻き込みを見込んで数mmずつ逃がすのかで仕上がりが変わるため、山の数はあくまで補助的な呼び方とし、最終的には折り位置の寸法で管理するのが確実です。
関連語
折り加工/巻き三つ折り/観音折り/スジ入れ/紙の目
