製品や部品、建築物などの形、寸法、構造、加工の条件を、決まった規則にそって図面に表すこと。製造に必要な情報を誤解なく伝えるために行う。
目次
もう少し詳しく
絵ではなく、伝達の技術
製図は、図をきれいに描くことではない。寸法、線の種類、尺度、投影法、記号などを、規則に従って示し、設計する人と作る人のあいだで情報を正確に伝えるための技術である。日本産業規格にも、製図の用語や表し方の規則がある。
印刷の仕事との接点
印刷会社でふだんのDTPとは別の分野に見えるが、紙器、抜型、什器、パッケージ、サイン、加工図、展開図では、製図の考え方が必要になる。
たとえば紙器の展開図では、仕上がり寸法、罫線、切断線、糊代を正確に指定する。加工の情報は、デザインのデータとは別のレイヤーに分けて管理することが多い。
Illustratorで線を引くだけでは足りない
Illustratorで線を引いただけのデータは、工業の図面として十分とは限らない。寸法の基準、単位、公差、加工方法を、関係する人が共通に理解できる形で示す必要がある。
いまはCADで描くのが主流である。コンピューターを使っても手描きでも、製造の情報を決まりのある図で伝えるという本質は変わらない。
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関連語
参考
JIS Z 8114:1999(製図―製図用語)
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