束(つか)とは、表紙を除いた本の中身(本文部分)の厚さのことをいう。
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もう少し詳しく
束は、本文用紙の厚さやページ数、そして製本の様式によって決まる。同じページ数の本でも、使用する用紙の厚み(連量・坪量)や紙の密度によって束は変わってくる。紙の重量に対して見かけの厚みが標準より大きい紙は「束の出る紙」と呼ばれ、密度が低く嵩高な用紙ほどこの傾向が強い。束の大小は、表紙のデザインや背表紙に入れる文字の大きさ、函(ケース)の設計など、本の外装をつくるうえで欠かせない基礎データとなる。
束は計算やカタログ値だけで正確に見積もることが難しく、実際に使用する用紙・ページ数・製本仕様で仕上げてみないと確定しない要素が多い。そのため実務では、本番と同じ用紙・部数構成で白紙の見本を仮製本し、背幅を実測して確認するという工程がとられる。この見本が束見本であり、束(本の厚さそのもの)と束見本(それを確認するために作る試作品)は、混同されやすいが指すものが異なる、対になる用語といえる。
用紙とページ数から束(背幅)を出したいときは「背幅計算ツール」を使ってください。
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関連語
参考
JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/東京都製本工業組合 製本用語集/竹尾 用語集
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