Adobeが1998年に定めたRGB色空間のこと。一般的なsRGBより広い色域をもち、とくに緑からシアンの方向で、再現できる色の範囲が広い。
目次
もう少し詳しく
どんな用途で使うか
Adobe RGBは、赤、緑、青の3成分で色を表す色空間のひとつである。デジタルカメラでの撮影、写真の編集、印刷を前提にした画像づくりなど、広い色域を保ったまま作業したいときに使う。
白色点はD65で、トーンの特性は約2.2のガンマと定められている。
使えば印刷が鮮やかになるわけではない
Adobe RGBで作業しても、印刷物の色が自動で鮮やかになることはない。オフセット印刷などでは、最後に印刷の条件に合ったCMYKへ変換する。Adobe RGBの色域の一部は、CMYKの印刷では出せない。
逆に、Adobe RGBの画像をsRGBとして誤って解釈すると、画面でくすんだ色になるなど、本来と違う見え方になる。
扱うときの注意
Adobe RGBを使うときは、画像にICCプロファイルを正しく埋め込み、カラーマネジメントに対応したソフトとディスプレイで扱うことが大事である。ディスプレイがAdobe RGBの全色域を表示できるかどうかは、機器の性能による。
「Adobe RGB」と「Adobe RGB (1998)」は、通常は同じ色空間を指す。ただし、単なる「RGB画像」という意味ではない。また、印刷用のCMYKプロファイルではなく、画像を編集・交換するためのRGB色空間である。この違いは区別して覚える。
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関連語
参考
ICC 登録情報 Adobe RGB (1998)
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