網点を使わず、インキで面全体を濃度100%で塗りつぶした状態のこと。印刷・組版の両方で使われる言葉です。
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もう少し詳しく
印刷面に濃淡や白抜け部分がなく、インキで完全に覆われている部分、と定義されます。網点印刷物では濃淡を網点の大小で再現しますが、網点面積率100%、つまり全面にインキが乗っている状態が「ベタ」です。規格上も、網点がなく全面にわたって同じ濃度で印刷された部分、と定義されています。
1色のインキだけで塗りつぶす場合だけでなく、CMYKのうち複数の色を100%ずつ掛け合わせて塗りつぶす場合もベタと呼びます。すべての色を100%にしたものは「4Cベタ」「総ベタ」と呼ばれます。インキの量が多くなる分、乾燥に時間がかかったり、色ムラや裏移りが起きやすくなったりするため、総ベタは印刷トラブルが発生しやすいという指摘も複数のソースに見られます。なお、組版の分野では、文字の字間を空けずに使用級数と同じ送りで組むことを「ベタ組み」と呼び、印刷用語のベタとは別の意味で使われます。
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関連語
参考
JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS Z 8124:2000(印刷用語-取引関連)/東京都製本工業組合 製本用語集
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