ドクターブレードとは、グラビア印刷やフレキソ印刷などで、版面やアニロックスローラーに付着した余分なインキをかき取るための薄い板状の刃のことである。
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もう少し詳しく
グラビア印刷では、版面に着いた余分なインキをかき取るためのスチール製の薄い刃を指す。凹版であるグラビア版の非画像部に残ったインキを正確に取り除き、画像部(凹部)だけにインキを残すことで、にじみやかぶりのない鮮明な印刷を実現する。
フレキソ印刷では、インキを均一に供給する役割を持つアニロックスローラーの表面に取り付けられ、常に一定のインキ量をローラーから版面へ転移させるためのスチール製またはナイロン製の薄い刃として使われる。ブレードの接触圧や刃先の角度・形状、材質は、印刷機の仕様やインキの性質に応じて調整される。
なお、製本分野にも同じ呼び名の部品があり、糊付けローラーの表面に盛られる接着剤の量を制限するための板を指す。カムによって制御され、ローラーに対して糊の付け始めでは間隔が開き、糊を切るポイントで閉じる仕組みになっている。製本分野のドクターブレードは、塗付ロールや塗付面に接着剤を均等に広げたり厚さを調節したりする塗付機の機構を指す。
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関連語
参考
JFPI/JIS用語規格/東京都製本工業組合 製本用語集
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