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色分解

いろぶんかい Color Separation
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カラー原稿・カラー画像を印刷するために、印刷インキであるY(イエロー)・M(マゼンタ)・C(シアン)・K(ブラック)の4色の成分比に分けること。

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もう少し詳しく

2色以上のインキを使う多色印刷では、使用する色の数だけ刷版(版)が必要になる。そのため、カラーの写真やイラストの原稿を印刷するには、あらかじめ原稿を非常に微細な範囲ごとに分析し、Y・M・C・Kそれぞれの成分比へと分解しておかなければならない。この作業を色分解、あるいはカラー分解、カラーセパレーションと呼ぶ。伝統的には、製版用カメラを用いて、補色の関係にあるR(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)のフィルターを通して光学的に分離する手法が取られてきたが、現在ではカラースキャナやダイレクトスキャナーを使うのが一般的である。分解された各色の成分量は、印刷物の上では網点と呼ばれる微細な点の大きさによって再現される。色分解の工程では、単純な色分けだけでなく、色修正や階調補正、グレーバランスの調整なども併せて行われる。

なお「色分解」という語は、光学の分野では必ずしも印刷用のCMYK4色を前提とせず、カラー写真やカラーテレビジョンなどで元の画像を三原色(赤・緑・青)の明暗情報に分けることを指す、より一般的な意味でも使われる。これに対して印刷分野で単に「色分解」という場合は、最終的に刷版として出力するY・M・C・Kの4色成分への分解を指すことがほとんどであり、両者は同じ言葉でも前提とする色の枠組みが異なる点に注意したい。

関連語

CMYK/網点/プロセスカラー

参考

JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS Z 8120:2001 光学用語/東京都製本工業組合 製本用語集

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更新 2026年10月4日

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