印刷物の校正のために作る試し刷りのこと。誤字脱字やレイアウトの不備を確認するために使う。
目次
もう少し詳しく
「ゲラ」はもともと、活版印刷で組んだ活字の版を入れておく浅い箱(盆状の容器)を指す言葉だった。活字を並べて版を整える「組みゲラ」と、校正から印刷までのあいだ組版を保管しておく「置きゲラ」があった。この箱に入れたまま試し刷りをしていたことから、校正のための試し刷りそのものを「ゲラ」「ゲラ刷り」と呼ぶようになり、この呼び方が現在まで残っている。DTPが中心になった現在では、印刷して出力した紙、あるいはPDFなど画面上で確認するデータもゲラと呼ぶ。かつては紙のゲラを2枚重ねてめくり比べる「あおり検版」で照合していたが、いまはデータどうしをソフトで照合する方式に置き換わってきている。
由来・雑学
「ゲラ」の語源は英語のgalley。もともとは船の「ガレー船」を意味する言葉で、活字を並べる浅い箱の形が似ていたことから、活版印刷の道具の名前として使われるようになったとされる。
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関連語
参考
JFPI「印刷技術用語集」
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