折り加工をした印刷物の折り目部分で、表面のインキや紙の繊維が裂けて、白い筋が出たりひび割れのように見えたりする現象のこと。
目次
もう少し詳しく
折り加工で起こる背割れ
二つ折りのパンフレットや冊子の表紙など、折り加工がある印刷物で起こる不具合のひとつ。濃い色のデザインや厚い紙を使った印刷物で目立ちやすく、紙の目に逆らう向きで折った場合や、湿度が低く紙が硬くなる時期にも発生しやすい。インキが紙にしみ込みにくいUV印刷でも起こることがある。防ぐ方法としては、折り目にあらかじめ溝状の筋を入れるスジ入れ加工を施す、背まわりのデザインで濃い色を避ける、表面にPP加工を施すといった対策がとられる。「紙割れ」と呼ばれることもある。
製本不良としての背割れ
無線綴じなど接着剤で綴じる製本方式では、本を開いたときに背の接着部分が裂けたり、表紙と本文の接合部が破断したりする不具合を指して背割れと呼ぶこともある。外観を損なうだけでなく、ページが抜け落ちる原因にもなるため、製本の品質にかかわる不具合として扱われる。接着剤の劣化や塗布量の不足、接着時の温度や加工条件、本文用紙の硬さなどが関係するとされる。
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