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共紙

ともがみ self cover
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共紙とは、書籍や冊子、カタログなどで、表紙や扉、口絵といった付き物を、本文と同じ用紙で作ることをいう。

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もう少し詳しく

伝統的な出版物の作り方では、口絵にはアート紙やコート紙を使ってカラー印刷し、扉には本文用紙とは雰囲気の異なる紙を選ぶなど、部分ごとに紙を使い分けることが一般的だった。これに対して共紙は、こうした付き物をあえて本文用紙と同質の紙で統一する手法である。中でも「共紙表紙(self cover)」と呼ばれる方式は、折り丁の外側のページをそのまま表紙として用いるもので、別途表紙用の紙を用意する必要がないため、パンフレットやフリーペーパーなど短納期・低コストが求められる印刷物で多く採用されている。

共紙の最大の利点は、表紙と本文を同時に、同じ紙で一括して印刷できることにある。表紙専用の紙を別に手配し、別工程で印刷・断裁する手間が省けるため、製造工数が減り、短納期での製本が可能になる。会社案内やパンフレット、取扱説明書、サークル誌などコストと納期を重視する印刷物でよく用いられる一方で、書籍や雑誌のように表紙に厚みや高級感、耐久性を求める場合には、本文用紙とは異なる厚手の紙やコーティングを施した紙が選ばれることが多く、共紙はあくまで用途に応じた選択肢の一つといえる。

関連語

表紙/扉/折り丁

参考

JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS Z 8125:2004 印刷用語-デジタル印刷/東京都製本工業組合 製本用語集

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更新 2026年10月4日

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