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ドットゲイン

どっとげいん Dot Gain
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ドットゲインとは、印刷版やデータ上の網点の大きさよりも、実際に紙に刷り上がった網点の方が大きくなってしまう現象のことで、「網点の太り」とも呼ばれる。

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もう少し詳しく

印刷物の階調(明暗・濃淡)は、無数の小さな網点の面積の大小によって表現されている。ところが版や刷版に付いたインキが、印刷時にかかる圧力によって紙(あるいはオフセットのブランケット)に転写される際、その圧力でインキが押しつぶされて広がることがある。この結果、版上では想定した面積率だった網点が、印刷物の上ではそれより大きく写ってしまう。印刷物上のトーンバリューと、網点フィルム上又はデジタルデータファイル内のトーンバリューとの差異のことで、トーンバリューインクリースとも呼ばれる。

ドットゲインの大きさは、紙の種類やインキの軟らかさ、網点の線数、印刷機の印圧、機械や環境の状態など複数の要因によって左右される。印圧が高くインキが軟らかいほど網点は太りやすく、また同じオフセット印刷でも、連続した紙(ロール紙)に高速で印刷するウェブ輪転方式は、一枚ずつ印刷する枚葉(シート)方式に比べてドットゲインが大きくなる傾向がある。良好な印刷再現を得るには、このドットゲインをできるだけ小さく抑える工夫に加えて、あらかじめ刷り上がりで太る分を見込んで、印刷版の段階で網点をやや小さめに作っておく(ドットゲイン補正)ことが一般的な対策として行われている。

関連語

網点/CTP

参考

JFPI 印刷用語集(日本印刷産業連合会)/JIS Z 8123-2:2013 印刷技術用語-第2部:プリプレス用語

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更新 2026年10月4日

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