光(紫外線やレーザー)が当たると性質が変わる樹脂のこと。版のインキが乗る部分と乗らない部分を作り分けるために使う。
目次
もう少し詳しく
感光性樹脂は、光が当たった部分と当たらない部分とで、現像液への溶けやすさが変わる性質を持つ。この性質差を利用して、版にインキが乗る部分(画線部)と乗らない部分(非画線部)を作り分けるのが基本的な使い方で、版を使う印刷方式(オフセット・フレキソ・スクリーンなど)の製版を支える材料になっている。
作り分け方は印刷方式によって違う。フレキソ印刷などの凸版では、樹脂そのものを版の材料として使う。光が当たった部分だけが硬くなり、硬化しなかった部分を洗い流すことで、立体的な凸版ができる。オフセット印刷などの平版では、アルミ板の表面に薄くコーティングした状態で使う。光が当たった部分(または当たらなかった部分)が現像で溶け、残った樹脂の性質(水をはじく・水になじむ)の違いによって、インキの乗る場所が決まる。スクリーン印刷などの孔版では、網(メッシュ)の目をふさぐ膜として使う。光が当たった部分が硬くなって目をふさぎ、当たらなかった部分だけインキの通り道になる。
方式ごとに出来上がるものは違うが、「光を当てた部分だけ性質を変え、それを利用して版を作る」という考え方はどれも共通している。
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関連語
参考
JFPI「印刷用語集」/富士フイルムFG-Platz/特許第6824967号
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