印刷用語集 や行
GLOSSARYや行から始まる印刷用語 79 語の一覧です。語を選ぶと、意味・読み方・使う場面をくわしく読めます。
| 語 | 分類 | 意味 |
|---|---|---|
| 焼落としやきおとし | プリプレス | 刷版の製版工程で、原板上に残る管理ネームや汚れなど不要な部分を、マスクで覆って露光することで取り除く作業のことをいう。 |
| 焼込みやきこみ | プリプレス | 写真製版や刷版の工程で、意図的に露光量を加減するなど、通常とは異なる焼付けの操作をおこなうことをいう。 |
| 焼付けやきつけ | プリプレス | 感光性のあるフィルムや印刷版、印画紙などに原板を密着させて光を当て、像を写し込む工程のことをいう。 |
| 焼付機やきつけき | 製本 | 天然系の接着剤で製本した本を強制的に乾燥させるため、加熱した盤で加圧する機械。 |
| 焼きとばしやきとばし | プリプレス | フィルム原版を版材に焼き付けるとき、わざと露光量を増やしてハイライト部分の網点を細らせることをいう。 |
| 焼き度やきど | プリプレス | 刷版をつくるときの露光・現像の仕上がりを評価するための品質管理の基準のことをいう。 |
| 焼き度スケールやきどすけーる | プリプレス | 写真製版や刷版の工程で、露光機の光量(焼き度)を測るために使うスケールのことをいう。 |
| 焼きべりやきべり | プリプレス | PS版にフィルム原板を密着させて焼き付けるとき、光源の照射時間を長くしてハイライト部の網点の面積を減らすことをいう。 |
| 焼きぼけやきぼけ | プリプレス | 原板とフィルムや版材の密着が不十分なために、光源の光が回り込んでしまい、エッジの輪郭がぼやけてしまう現象のことをいう。 |
| 焼き枠やきわく | プリプレス | 刷版製版の工程で、PS版に原板フィルムを密着させて露光するために使う装置のことをいう。 |
| 約物やくもの | 組版 | 約物とは、文字組版において文字や数字以外に用いられる記述記号類の総称で、句読点・括弧類・疑問符・感嘆符・中黒・繰り返し記号・圏点(傍点)などが含まれる。 |
| 約物連続調整やくものれんぞくちょうせい | 組版 | 約物連続調整とは、句読点やカッコなどの約物が連続するときに、その間のアキ(スペース)を詰めたり空けたりして見た目を整える、文字組みのルールのことです。 |
| 八つ折りやつおり | 製本 | 1枚の紙を直角に3回折り、仕上がりを16ページ(16面)にする折り方のこと。「16ページ折り」とも呼ばれる。 |
| 山折りやまおり | 加工 | 紙を二つ折りにしたとき、折った部分が手前に盛り上がって見える折り方のこと。谷折りでは逆に、折り目がへこんで見える。 |
| 山掛け折りやまかけおり | 製本 | 和罫紙や和本の中身を折るとき、重ね折りにして山形の台に載せ、罫を合わせながら折る方法。 |
| 山カッコやまかっこ | 組版 | 山カッコとは、くくり符(文章をくくる記号)のひとつで、く の字型の記号(〈 〉)のことです。「山パーレン」とも呼ばれます。 |
| ヤレやれ | 品質管理 | 印刷や製本の工程で発生する、製品にならない紙のこと。損紙ともいう。試し刷りや刷りミス、断裁の切れ端などが含まれる。 |
| 有機感光体ゆうきかんこうたい | 印刷 | 光が当たったときだけ電気を通す性質を持つ有機物を使った、電子写真用の感光体のことをいう。 |
| 有機顔料ゆうきがんりょう | 印刷 | 天然または有機合成の反応によって得られる、水に溶けない有機化合物の着色料のことをいう。 |
| 有機光電導体ゆうきこうでんどうたい | 印刷 | 光を当てると電気を通しやすくなる性質を持つ有機化合物のことをいう。 |
| 有機的リサイクルゆうきてきりさいくる | 環境・企業活動 | 微生物の働きを利用して、包装廃棄物などに含まれる生分解可能な部分を、堆肥(コンポスト化)や燃料ガス(メタン発酵)に変える処理のことをいう。 |
| 有彩色ゆうさいしょく | 品質管理 | 赤や青、黄色のように、色相をもった色のことをいう。 |
| 有版印刷ゆうはんいんさつ | 印刷 | 版から被印刷物にインキの画像を直接または間接的に転写して、原稿を再現する印刷技術のこと。 |
| 郵便区内特別郵便物ゆうびんくないとくべつゆうびんぶつ | 郵便・DM | 同じ差出人から同じ郵便区(配達区域)内に100通以上まとめて出す定形・定形外郵便物について、料金が割引になる制度のこと。 |
| 郵便書簡ゆうびんしょかん | 紙 | 封をして郵送する、片面だけに通信文を書くようになっている、白色か淡色の不透明な紙のこと。 |
| 郵便はがきゆうびんはがき | 紙 | 封筒を使わずに手紙を送るためのはがきで、片面を通信文用に、もう片面の少なくとも右半分をあて先・切手・郵便の表示用にあてた紙のこと。 |
| 油性インキゆせいいんき | 印刷 | 石油系の溶剤やあまに油などの植物油を主な原料にした、印刷用インキの種類のこと。 |
| 輸送包装ゆそうほうそう | パッケージ | 複数の製品や個装した包装物をまとめ、輸送・保管のあいだ安全に取り扱えるようにするために施す包装のこと。配送包装ともいう。 |
| 輸送容器ゆそうようき | パッケージ | 輸送中に受ける外力や温湿度などの影響から、内容品を保護することを目的とした容器のこと。 |
| ユニットゆにっと | 印刷 | ウエブ輪転印刷機で、1色刷りを行う印刷装置ひとそろいを表す単位のこと。平版印刷機では版胴・ブランケット胴・圧胴の一組が1ユニットにあたる。 |
| ユニット型ゆにっとがた | 印刷 | 印刷ユニットを数台並べて多色機にした型のこと。 |
| ユニバーサルデザインゆにばーさるでざいん | 業界文化 | ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍の違いや年齢・性別、障害・能力の有無などにかかわらず、できるだけ多くの人が利用しやすいように考慮された施設・製品・情報の設計(デザイン)のことである。 |
| ユニバーサルフィーダゆにばーさるふぃーだ | 印刷 | 枚葉紙の前端からエアを吹いて用紙をさばき、吸い口のある棒にシートを吸い付けて持ち上げ、前進させる給紙装置のこと。印刷機の入口にある。 |
| UV印刷ゆーぶいいんさつ | 印刷 | 紫外線を照射することで瞬間的に硬化するUVインキを使用する印刷方式のこと。 |
| UVラミコートゆーぶいらみこーと | 加工 | 紫外線で固まる樹脂を印刷面に塗ってフィルムを押し当て、硬化させたあとフィルムをはがして仕上げる加工のことをいう。 |
| ユーロスタンダードカラーゆーろすたんだーどからー | プリプレス | ヨーロッパの印刷業界で定められた、刷り色を合わせるための基準のことをいう。 |
| 拗音ようおん | 組版 | 拗音とは、仮名表記において小さく書く仮名を伴って表される、日本語の音節の一種のことをいう。 |
| 溶解パルプようかいぱるぷ | 紙 | 化学的に高度に精製した、セルロースの純度が高いパルプのことをいう。 |
| 陽画ようが | プリプレス | 被写体と同じ明暗を持つ画像のこと。ポジ、ポジティブともいう。印刷用語ではデジタル印刷の規格に定義されている対になる概念である。 |
| 容器包装ようきほうそう | パッケージ | 容器包装とは、商品を入れる容器と、商品を包む包装材を合わせた総称のこと。容れるものを容器、包むものを包装として区別する。 |
| 洋形封筒ようけいふうとう | 郵便・DM | 横長で長辺側に封入口がある封筒の分類のこと。洋封筒とも呼ばれ、貼り方によってカマス貼りとダイヤ貼りに分かれる。招待状や案内状、DMの発送に使われることが多く、洋形0号や洋形2号などの規格がある。 |
| 要再校ようさいこう | プリプレス | 初校の校正刷りを発注者へ戻すとき、赤字が多く確認が必要な場合に、次の校正刷りを出すよう求める指示のこと。 |
| 溶剤ようざい | 印刷 | インキやコーティング剤の成分を溶かしたり分散させたりして、印刷や塗工に向く液の状態にするための液体のこと。乾燥の仕組みにも関わる。 |
| 溶剤回収装置ようざいかいしゅうそうち | 印刷 | グラビア印刷の工程で発生する有機溶剤のガスを集めて取り出し、再利用や排出抑制に役立てる装置のことをいう。 |
| 洋紙ようし | 紙 | 洋紙とは、西洋から伝わった製法で機械抄きされた紙の総称で、和紙に対して用いられる語である。 |
| 用紙重量ようしじゅうりょう | 紙 | 使用できる用紙の厚さを表す指標のことをいい、一般的には坪量(gsm)で表される。 |
| 用紙幅ようしはば | 印刷 | 連続紙を使うプリンターや印刷機で使用できる、用紙の幅方向の寸法をいい、巻取紙を使う場合はロール幅とも呼ばれる。 |
| 養生ようじょう | パッケージ | 接着した部分の性質を高めるために、一定の条件のもとでしばらく置いておくことをいう。 |
| 洋製本ようせいほん | 製本 | 明治初期に日本に伝わった、西洋式の製本方法のことをいう。 |
| 洋装本ようそうぼん | 製本 | 和本・和装本に対する言葉で、ヨーロッパ式の製本様式で作られた本のこと。 |
| 溶断シールようだんしーる | パッケージ | 高温に熱した刃や針金を使い、フィルムの切断と接着を同時に行うシール加工の方法。 |
| 洋丁ようちょう | 製本 | 洋数字(算用数字)で付けるノンブル(丁付け)のこと。 |
| 羊皮紙ようひし | 歴史 | 羊や山羊などの動物の皮を加工してつくった、紙が普及する以前に使われた筆写材料のこと。 |
| 洋封筒ようふうとう | 郵便・DM | 封筒の形状分類の一つで、横長で長辺側に封入口があるタイプを指す呼び方のことで、「洋形封筒」とも呼ばれる分類名。 |
| 抑揚符よくようふ | 組版 | 抑揚符とは、文の感情や疑問といった抑揚(トーン)を示す記号の総称で、感嘆符(!)と疑問符(?)を指します。 |
| 横書きよこがき | 組版 | 文字を左から右へ、行を上から下へ進めて書いたり組んだりする書字方向のことをいう。 |
| 横組よこぐみ | 組版 | 行の中では文字を左から右へ、ページの中では行を上から下へ並べる、横書きの組み方のこと。 |
| 横綴じよことじ | 製本 | 用紙の短辺を使って本や冊子を綴じる製本方法。「短辺綴じ」ともいう。 |
| 横糊装置よこのりそうち | 製本 | 無線とじ機で、本の中身の両側のノド部分に糊を塗る装置。 |
| 横針よこばり | 加工 | 印刷機などで用紙を給紙するとき、用紙の側面(サイド)の位置を決めるために当てる装置のことをいう。 |
| 横振りローラーよこふりろーらー | 印刷 | インキローラーのうち、インキを左右方向にならして均一にするためのローラーのことをいう。 |
| 横目よこめ | 紙 | 横目とは、紙の断裁後の短辺と、パルプ繊維の流れる方向とが平行になっている紙のことで、「Y目」とも表記される。 |
| 汚れよごれ | 印刷 | 平版印刷で、インキと湿し水のバランスが崩れ、版の本来刷られない部分にインキが付いてしまう現象のことをいう。 |
| 吉野紙よしのがみ | 紙 | こうぞを主な原料とした、和紙の一種のこと。 |
| 四つ折りよつおり | 製本 | 印刷した紙を直角に2回折り、小口側が4枚・ページ数にして8ページ分になる折丁をつくる、折り加工の基本的な方法のことをいう。 |
| 四つ目綴じよつめとじ | 製本 | 和本の綴じ方の代表的な一つで、本に四つの穴をあけて綴じ糸を通す方法。 |
| 余白よはく | 組版 | 余白とは、印刷物の紙面において、文字や図版などの印刷内容が配置されていない、上下左右の空白部分のことである。 |
| 予備紙よびし | 紙 | 予備紙とは、印刷や製本の作業中に生じる汚損や損紙を見込んで、正紙にあらかじめ余分に付け加えておく紙のこと。 |
| 呼出し式給水装置よびだししききゅうすいそうち | 印刷 | 呼出し式給水装置とは、オフセット印刷機の湿し装置のうち、必要なタイミングで湿し水を呼び出すように送り込む方式のものを指す。 |
| 予備枚数よびまいすう | 印刷 | 指定の印刷枚数を確実に満たすために、あらかじめ多めに用意しておく紙の枚数のこと。 |
| 読み上げよみあげ | 加工 | 製本で背文字を欧文で入れるとき、下から上へ読むように入れること。 |
| 読み合わせよみあわせ | プリプレス | 読み合わせとは、二人一組になり、一人が原稿を音読し、もう一人がその声を聞きながら校正紙と照らし合わせて確認する校正方法のこと。 |
| 読み下げよみさげ | 加工 | 製本で背文字を入れる向きの一種で、読み上げに対する言い方。 |
| ヤレ紙 | 印刷 | 印刷機の調整や刷り出しの段階で、見当や色合わせのために試し刷りとして使われ、製品にはならない紙のことをいう。 |
| ヤンキー抄紙機 | 紙 | 湿った紙(湿紙)を乾かすために、大きな直径の加熱ロール(ヤンキードライヤ)を使う抄紙機。 |
| ユニコード | 組版 | 世界の文字や記号に、それぞれ固有の番号(コードポイント)を割り当て、コンピューターで一貫して扱えるようにする国際的な文字コードの規格のこと。 |
| ユニットロード | パッケージ | パレットやひも、接着剤などを使って複数の荷物をひとつの単位にまとめた、輸送・保管用の荷姿のこと。 |
| ユポ | 紙 | ユポとは、ポリプロピレンを主原料とするフィルム法合成紙で、株式会社ユポ・コーポレーションの登録商標である。 |
| ユーザビリティ | IT・メディア | ソフトウェアやWebサイトなどを、目的の操作や情報にたどり着きやすい形で使いやすくすること。目的を達成するまでにかかる手間の少なさも、指標のひとつになる。 |
4567 語
