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印刷用語集 な行

GLOSSARY

な行から始まる印刷用語 196 語の一覧です。語を選ぶと、意味・読み方・使う場面をくわしく読めます。

五十音から引く

語分類意味
内装用段ボールないそうようだんぼーるパッケージ内装用段ボールとは、主に内装用の段ボール箱として使うことを目的として、あらかじめ作り分けられている段ボールのこと。
内装用段ボール箱ないそうようだんぼーるばこパッケージ個装をまとめて保護するために用いる段ボール箱のことをいう。外装用段ボール箱に収める前の段階で使われる種類の段ボール箱である。
ナイフ式折機ないふしきおりき印刷折りナイフとロールの組み合わせで、刷り紙を直角に折っていく紙折り機の方式。
ナイロンフィルムないろんふぃるむパッケージナイロンを原料に作られるプラスチックフィルムの総称。
中入れ掛けなかいれがけ製本中綴じでページ順が正しくなるように、各折り丁を中央から開いて重ね合わせる面付け方法のことをいう。
中折りなかおり製本少ないページ数の小冊子で、外側の折りの内側に差し込んで綴じる内側の折り丁のこと。八つ折りの2回目の折りを指す語でもある。
中折れなかおれ製本印刷物を折る工程で、折り目の内側に入る角の部分が不揃いにめくれたり歪んだりしてしまう、折り加工の不良のこと。
中黒なかぐろ組版中黒とは、単語や語句を区切るために文字のあいだへ置く、小さな黒い点「・」の記号のこと。約物の一つで、中点や中ぽつとも呼ばれる。
中仕事なかしごと業界文化仕事を上・中・下の三段階に分けて進める場合の、真ん中の段階にあたる仕事を指す言い方のことをいう。
中背貼りなかせばり製本上製本の背固めで背貼り材料を3枚貼るとき、2枚目に貼る材料のこと。
中付きルビなかつきるび組版縦組みでは親文字の天地中央に、横組みでは親文字の左右中央にルビ(振り仮名)を配置する方法のこと。肩付きルビと対になる用語。
中とじなかとじ製本二つ折りにした用紙を重ね、折り目部分を針金や糸でとじる製本方式のこと。「背とじ」と呼ばれることもある。
中綴じなかとじ製本開いた状態の紙を重ね、中央の折り目を針金で留める製本方法のこと。週刊誌やパンフレットでおなじみの、ページ数の少ない冊子に向く綴じ方です。
中綴機なかとじき製本折丁を丁合しながら針金で綴じ、断裁まで一台で仕上げる中とじ専用の製本機械。
中扉なかとびら製本書籍などで内容が編・部・章などに大きく区分される場合に、その区切りを示すため本文中に挿入される、標題などを掲げた扉(とびら)のこと。
中抜き・中抜き掛けなかぬき製本輪転印刷で面付けした折丁の一部をあとで抜き出し、別の台として分ける折丁の仕分け作業。
中抜き掛けなかぬきがけ製本ウエブ輪転印刷機で、32ページ分を一度に印刷した折丁の一部を抜き取り、16ページなどの折丁に仕立て直す面付け方法。
中糊なかのり製本2度折りした折丁で、内側の折丁の背または外側の折丁のノドに入れる糊。
中ばりなかばり加工別丁を折丁の中央に広げ、折り目に沿って一枚ずつ貼り込む方法。
中表紙なかびょうし製本ビニール製の表紙に差し込んで使う、本体側の表紙を指す製本用語。表紙をめくった直後にある書名ページを指して使われることもあり、呼び方が一つに定まっていない。
中身(なかみ)なかみ製本本の表紙に包まれる、本文が印刷された用紙の部分(本の表紙以外の部分)のこと。
中ミシン綴じ絵本なかみしんとじえほん製本小断ちした一折りを順に丁合し、中央に糸ミシンをかけて仕立てる幼児向け絵本の製本様式。
中見出しなかみだし組版中見出しとは、大見出しと小見出しの中間の大きさで、章や段落の区切りごとに置く見出しのこと。
中身直しなかみなおし製本古くなった本の表紙を外し、中身の綴じをほぐして綴じ直し、背固めをして元の表紙を戻す修理方法。
長網抄紙機ながあみしょうしき紙長網抄紙機とは、コンベアのように走行する長い帯状の網(ワイヤー)の上に紙料を流し出し、脱水しながら紙の層を形成していく抄紙機のことをいう。
長形封筒ながかたふうとう郵便・DMフタ部分を上にして置いたとき、縦長の比率になる封筒の分類のこと。和封筒とも呼ばれ、A4やB4の用紙を折って入れることが多い。長形3号はA4サイズを三つ折りにしたものを収められる、定形郵便で送れる最大サイズとして広く使われている。
長さ面ながさめんパッケージ段ボール箱の六つの面のうち、箱の長さと深さの辺とに囲まれた面のことで、側面(がわめん)と呼ばれることもある。
流し込みながしこみ組版図版や表組などのブロックを配置したあと、残りの領域に文字や画像を配置することのこと。
流れ方向ながれほうこうパッケージ段ボールを製造するコルゲータの中で、原紙が送り出されていく方向のことで、段ボールの段に対しては直角の方向にあたる。
投げ入れなげいれ製本本文の折丁とは別に用意した付録や冊子などを、製本の丁合い工程で本文と一緒に、本の中へ綴じ込む処理のことをいう。
投込みなげこみ製本仕上がった本に売上カードや読者カード、正誤表、出版案内などを挟み込んだり差し込んだりする作業のこと。
投げ出し(なげだし)なげだし製本大判の地図や表などを別折りにして、本の外側へ広げて見られる形で綴じ込む製本方法のこと。
梨地模様なしじもよう印刷グラビア印刷で、インキが重なり合う部分に現れる、みかんや梨の皮の表面に似たうろこ状の模様。
慣染むなじむ品質管理色の配合や紙と接着剤のくっつき具合などが、違和感なく調和していること。
捺染インキなっせんいんき印刷布などに直接模様を刷り込むために使うインキで、色料には染料と顔料の両方が使われ、布への刷り込み方で種類が分かれる。
捺染印刷なっせんいんさつ印刷布地に染料や顔料を使って模様を直接印刷する技法のことをいう。
捺染紙(昇華転写紙)なっせんし紙昇華型の分散染料を含むインキで印刷した、ポリエステル系の布製品に転写するための専用紙のことをいう。
捺染のりなっせんのり印刷布地に絵柄を染めつける捺染で使う、染料を含ませたのり状の材料のことをいう。
斜子織りななこおり製本織り目が方形に打ち違いになって粒立って見える平織りの一種。
斜め断ちななめだち加工紙をまっすぐではなく、菱形などの角度をつけて断裁すること。
生原稿なまげんこうプリプレス生原稿とは、編集や校正がまだ施されておらず、組み方の指定もされていない、著者が書いたままの状態の原稿のことをいう。
波打ちなみうち品質管理積層された紙が空気中の水分を吸い込み、周辺部だけが伸びて波打つように変形する現象のこと。
波罫なみけい組版直線ではなく波のようにうねった形をした、紙面を縁取ったり区切ったりするために使う装飾用の罫線のことを指す。
並製本なみせい製本柔らかい表紙の本の製本様式のこと。「仮製本」とも呼ばれ、上製本(ハードカバー)に対する言葉として使われます。
波ダッシュなみだっしゅ組版〜の形をした、範囲や対比を示すために使う記号のことをいう。
なめる製本化粧断ちで仕上がり位置がわずかにずれているとき、刃を少しだけ入れて調整しながら断裁すること。
ならしならし製本製本で、本の中身や並製本に圧力をかけて、背から前小口までの厚さを均一にすること。
均し圧搾ならしあっさく製本糸かがりした中身の背を、ならし機で圧搾して厚みをほかの部分とそろえる作業。
並び線ならびせん組版並び線とは、欧文フォントにおいて、多くの文字のグリフがその上に並んでいるように見える仮想的な基準線のこと。
ナローギャップなろーぎゃっぷ印刷ウエブ輪転印刷機で、版胴とブランケット胴に版やブランケットを取り付けるための溝を、通常より狭くしたものをいう。
南京なんきん製本上製本と並製本の中間にあたる製本様式のこと。
南京角山なんきんかくやま製本表紙の背に板紙の芯を入れた、継ぎ表紙仕立ての南京様式の製本のこと。
軟調なんちょうプリプレス軟調とは、写真や印刷物のコントラストが弱く、明暗や濃淡の差が少ない状態、またそのような写真のことをいう。
難燃紙なんねんし紙燃えにくくする薬剤を加工した、燃焼を抑制する性質をもつ紙のことをいう。
ナンバー打ちなんばーうち加工数字やアルファベット、かな、漢字などの文字を一定のルールで配列して、整理番号などの情報にする加工のこと。
軟包装なんほうそうパッケージ紙・プラスチックフィルム・アルミはくなど、柔軟性に富む薄い材料で作られた包装のこと。内容物を出し入れすると形が容易に変わる包装を指す。
二液反応型インキにえきはんのうがたいんき印刷主剤と硬化剤の二つの液を印刷の直前に混ぜ合わせ、化学反応を起こさせて硬化させるインキのことをいう。
2回腐食法にかいふしょくほうプリプレスグラビアの製版で、1回ではなく2回に分けて版を腐食させる方法のことをいう。
膠にかわ製本動物の生皮や乾燥皮、骨などに含まれるコラーゲンというタンパク質を煮出して抽出した、天然系の接着剤のことをいう。
膠付け機にかわづけき加工表紙貼りなどの際に、クロスや紙に糊や膠を塗布する機械のこと。
膠(にかわ)付け機にかわづけき製本表紙貼りなどの際に、クロスや紙に糊や膠を塗布するための機械のこと。手作業より速く均一に塗ることができる。
膠鍋にかわなべ製本膠(接着剤)を湯煎で溶かして使うための鍋。
にげ製本紙を積み重ねて断裁したときに、切り口の下層側が長めにカットされてしまう、寸法の誤差のことをいう。英語では「オーバーカット」ともいう。
ニゲ処理にげしょりプリプレス色の境目で見当がずれても、すき間が目立たないように絵柄を少し内側に逃がして製版する処理のことをいう。
濁りにごり品質管理色の鮮やかさ(彩度)が下がり、意図した色よりもくすんで見えてしまう現象のことをいう。
二色刷りにしょくずり印刷2種類のインキだけを使って刷る印刷方法で、フルカラー印刷より色数を抑えつつ、見出しなどに差し色を使って印象を付けられる。
二次元コードにじげんこーどIT・メディア情報を縦横の格子状に配置して表現するコードのことで、QRコードなどが代表例として知られている。
二次色にじしょく品質管理印刷の三原色であるイエロー・マゼンタ・シアンのうち、2色を重ねて刷ることでできる色のことをいう。
二次的著作物にじてきちょさくぶつ著作権・法令既存の著作物を翻訳・編曲・変形・翻案するなどして創作された、新たな著作物のことをいう。
にじみ品質管理塗膜の下から着色物質が拡散し、表面に汚れや変色を引き起こす現象のこと。インキのにじみを指す場合もある。
にじみ率にじみりつ紙インクジェット印刷で、インク液滴の直径と、用紙上に着弾して広がったインクドットの直径との比率のこと。画像設計の基礎数値となる。
二重ハイフンにじゅうはいふん組版二重ハイフンとは、語句と語句をつなぐ記号(=)のひとつで、外国人名の名と姓をつなぐときなどに使われる約物のことです。
二重焼きにじゅうやきプリプレス写真製版で、版材に焼き付けるときに2種類の原板を続けて、現像する前に焼き付けて版材の上で合成することをいう。
二字ルビにじるび組版親字一字につけるルビが二文字になる組み方。ルビは通常本文サイズの半分で設計され、全角の枠に二文字分を収める。前後に一字はみ出すことは許されるが、行頭・行末へのはみ出しは避ける約束になっている。
ニス加工にすかこう加工印刷物の表面に透明な層を塗って、光沢を出したり抑えたりする加工のことをいう。光沢コートともいう。
ニス引きにすびき加工ニス引きとは、印刷物の表面に透明な樹脂液(ニス)を塗って光沢を与えるとともに、印刷面を保護する仕上げ加工のこと。
2成分現像法にせいぶんげんぞうほう印刷電子写真方式の印刷で、キャリアとトナーという2種類の成分からなる現像剤を使って静電潜像を現像する方法のことをいう。
二値化データにちかでーたプリプレス0と1の二進数だけで表現されたデータ、または2種類に区分できる内容のデータのことをいう。
二値画像にちがぞうプリプレス黒と白の2つの値だけで表され、中間の濃淡(階調)を持たない画像のことをいう。
二丁製本にちょうせいほん製本2冊分のページを1枚の紙に並べて印刷し、製本したあとで断裁して同時に2冊仕上げる製本方法のこと。
2丁付けにちょうづけプリプレス1枚の折丁の中に、2台分の印刷面を面付けすることをいう。3台分なら3丁付け、4台分なら4丁付けといい、中綴じや手帳製本などで行われる。
ニップ圧にっぷあつパッケージ段ボールを成形するコルゲータで、上下の段ロールとプレスロールとを密着させるために加える、調整が欠かせない圧力のこと。
ニップ幅にっぷはば印刷2本の円筒に圧力をかけたときにできる接触幅のことをいい、印圧の大きさや幅方向の均一性を確認するために使われる。
二点破線にてんはせん組版二点破線とは、長い線のあとに短い線を二つ続けて並べる、罫線の種類のひとつです。
二度断ちにどだち製本仕上げの化粧断ちを2回に分けて行うこと。最初はドブをとるために大きめに断ち、2回目で正確な寸法に仕上げる。
二分アキにぶあき組版文字や行の間に入れる空白のうち、全角アキの半分の幅の空きのことで、和文組版の基本的な空き量の単位にあたる。
二分四分(ニブシブ)にぶしぶ組版全角の4分の3にあたる幅のこと。二分(1/2)と四分(1/4)を足した寸法で、組版の字送りや行送りの指定に使う。
日本図書コードにほんとしょこーど組版日本図書コードとは、書籍に付けられるISBNに、読者対象や発行形態、内容分類を示すCコードと本体価格を加えたコードのことをいう。
二枚差しにまいざし品質管理印刷機の給紙工程で、1枚のはずの用紙が2枚重なったまま、または続けて2枚送り込まれてしまう現象で、「2枚出し」とも呼ばれる。
荷役にやくパッケージ物流の過程で行われる、物品の積み卸しや運搬、積み付け、ピッキング、仕分け、荷ぞろえなどの作業のこと。
乳化にゅうか印刷水と油のように混じり合わない液体の一方が、もう一方の中に細かい粒として分散し、混ざり合った状態になること。
乳化〔emulsification〕にゅうか印刷オフセット印刷で、版面やロールの間でインキと湿し水が混ざり合い、油の中に水の粒が分散した状態になること。混ざり方が少なすぎるとインキがうまく移らず、多すぎると汚れの原因になる。
入稿にゅうこうプリプレス印刷用の原稿やデータを、印刷所など次の工程の担当者に渡すこと。「印刷データを入稿する」のように使います。
入稿データにゅうこうでーたプリプレスデザイン制作物を印刷や公開のために仕上げる際、担当する会社へ渡すファイル類一式のことを指す言葉。
入稿日にゅうこうびプリプレス印刷用の原稿やデータを印刷会社へ渡す(入稿する)日のことで、以降の校正・校了・下版の日程を決める起点となる日付を指す言葉。
乳剤厚にゅうざいあつ印刷スクリーン印刷のスクリーンメッシュで、印刷する基材側の面に塗布された感光性乳剤の厚さのこと。
入紙にゅうし製本製本の工程で、本文とは別に印刷した折り丁やペラ(一枚刷りの紙)を、決められた位置に差し込む作業のこと。綴じ方によって処理のしかたが変わる。
入紙掛けにゅうしがけ製本中とじ製本の丁合のことを指す呼び方で、折丁の中に台を重ねていく積み方を表す言葉。
ニュートラルグレーにゅーとらるぐれープリプレス彩度や色相をもたず、明るさの違いだけで灰色として表される色のことをいい、中性灰色とも呼ばれる。
2ウエブ型印刷機にウエブがたいんさつき印刷二つの巻取紙(ウエブ)に同時に印刷できるウエブ輪転印刷機のこと。1台で処理できる紙の量が増え、ページ数の多い冊子に向く。
抜き折りぬきおり製本手作業の紙折りで、重ねた紙に折りぐせをつけたあと1枚ずつ抜き出して改めて折る方法。
抜き加工ぬきかこう加工型(抜き型)を使って、紙や素材を指定の形状に打ち抜く加工のこと。
抜き型ぬきがた加工紙器や厚表紙などを決まった形に打ち抜くための型。切り刃と折り筋用の押し罫をベニヤ板に埋め込んで作る。
抜き処理ぬきしょりプリプレス画像や平網、ベタの中にある文字や罫線の下の色を抜いて0%にする処理のことで、色の混ざりを防ぐためにおこなう工程のことをいう。
抜き刷りぬきずり印刷雑誌や書籍などのページ物から、一部のページだけを抜き出して印刷すること、またはその印刷物のこと。
抜刷りぬきずり業界文化すでに出版した書籍や雑誌から、必要な箇所だけを抜き出して、別の冊子としてあらためて印刷することのこと。
抜き損じぬきそんじ品質管理型抜き加工で、刃物が当たる形や位置が予定からずれて切り抜かれてしまい、不良品になってしまったもののこと。
抜き綴じぬきとじ製本手かがりの技法のひとつ。二折りを単位に、交互に飛ばしながら綴じる方法。
抜綴じぬきとじ製本手による糸かがりの一種で、2つの折り丁を1単位にして、綴じ穴を交互に飛ばしながらかがる綴じ方のことをいう。
抜き刃ぬきば加工型抜き(ダイカット)の工程で、紙や段ボールなどの素材を指定した形に切り抜くために、抜き型へ組み込む金属製の刃のこと。
抜箱ぬきばこパッケージ抜型で打ち抜いて作る段ボール箱のことで、ラップアラウンドケースやブリスボックスなどがこれに含まれる。組み立て式のボックスブランクとは異なる方式。
抜き版ぬきばんプリプレス写真製版で、人物や絵柄の切り抜き合成、抜き文字を作るときなどに使うマスク版のこと。
抜き文字ぬきもじプリプレス抜き文字とは、写真や平網、ベタ刷りなど色のついた部分の中で、文字の形にインキを乗せず、紙の色や下地を見せることで文字を表す技法のことをいう。
抜分けぬきわけ印刷ウェブ輪転印刷機で2折り分を組み合わせて面付けし、印刷・折り出しをしたあとに、外側の折り丁から内側の折り丁を抜き出す作業のこと。
布クロスぬのくろす製本平織りの布地の表面に塗料を塗布して加工した、上製本の表紙に使う表装材料のこと。「本クロス」ともいう。
布表紙ぬのびょうし製本布地や布クロスを表装材料に使った表紙のこと。紙クロスや総革に比べて丈夫で風合いがあり、長期保存を前提にした上製本の装丁で選ばれることが多い。
塗込み修整ぬりこみしゅうせいプリプレスクロムメッキの上から、セルにインキの溶剤に溶けない樹脂を詰めて、グラビア版のセルの深さを浅くする修整方法のことをいう。
塗り足しぬりたしプリプレス仕上がりの線より外側へ、デザインを3mmほど余分にはみ出して配置しておく処理。断裁がわずかにずれても、白い縁が出ないようにするため。
塗りつぶしぬりつぶしプリプレスドロー系のソフトやデジタル印刷のデータ制作で、指定した範囲をすべて指定した色で埋める処理のこと。
ぬれ印刷固体の表面に液体が広がる現象のこと。インキの製造では顔料と展色剤のなじみやすさを表す。
ネガフィルムねがふぃるむプリプレス被写体の明るさや色が、実際の見た目とは反対に写し出された画像を記録したフィルムのこと。反対の性質を持つフィルムはポジフィルムと呼ばれる。
ネットワークプリンタねっとわーくぷりんた印刷LANやWi-Fiでつながっていて、複数の人・複数の端末から印刷を出せる共有プリンタのこと。
熱化学印刷ねつかがくいんさつ印刷デジタル制御された電気エネルギーで起こる吸熱化学反応によって、特殊なコートを施した被印刷物に画像を再現する印刷方法のこと。
熱可塑性ねつかそせい印刷熱を加えると軟らかくなり、冷ますと再び硬くなることを繰り返す、材料の性質のこと。
熱可塑性樹脂ねつかそせいじゅしパッケージ加熱すると軟らかくなり、冷ますと固まるということを繰り返せるプラスチックの総称のことをいう。
熱乾燥装置ねつかんそうそうち印刷加熱すると溶剤が蒸発して乾くヒートセットインキを、加熱して乾かすための装置のこと。
熱吸収ガラスねつきゅうしゅうがらすプリプレス赤外線を中心に吸収し、熱を伝えにくくするガラスフィルターのことをいう。
熱硬化性樹脂ねつこうかせいじゅし印刷加熱や触媒の働きによって分子が架橋して硬化し、一度固まると溶剤に溶けず再び加熱しても軟化しない合成樹脂のことをいう。
熱収縮ラベルねつしゅうしゅくらべるパッケージ熱を加えると縮む性質をもつプラスチックフィルムへ印刷し、容器に密着させて使うラベルのことをいう。
熱定着ねつていちゃく印刷熱を利用して、コピー機やレーザープリンターなどでコピー用紙の上のトナーを紙にしっかり固定させる方式のことをいう。
熱転写ねつてんしゃ印刷熱転写とは、発熱する印字ヘッドの熱を利用し、あらかじめシート上に塗布したワックスベースのインキや染料などを溶かして、普通紙などに転写・記録する方式のことをいう。
熱転写記録ねつてんしゃきろく印刷熱を記録のエネルギーに使い、転写リボンのインキを紙などに移して画像を得る方法のことをいう。
熱転写プリンタねつてんしゃぷりんた印刷熱によって溶融または昇華する色材をインクリボンから紙やフィルムなどの素材に転写して印字する、ノンインパクト方式のプリンタのこと。
熱盤ねつばんパッケージヒーティングパートの一部で、鉄製の中空の箱に蒸気を入れて加熱し、段ボールの接着を仕上げる装置のこと。
熱ベルト定着ねつべるとていちゃく印刷電子写真方式のデジタル印刷機で、定着ローラーの代わりに加熱したベルトでトナーを用紙に固着させる方式。
熱モード刷版ねつもーどさっぱんプリプレスレーザーの熱を利用して画像を形成する方式でつくる、刷版または製版方式のこと。
熱ローラー定着ねつろーらーていちゃく印刷電子写真方式の印刷で、150〜200℃程度に加熱したローラーをトナーと紙に接触させ、熱と圧力でトナーを溶かして定着させる方式のことをいう。
熱ワックス転写印刷ねつわっくすてんしゃいんさつ印刷デジタル制御されたサーマルプリントヘッドと、熱で溶けて圧力で転写される顔料系の着色ワックスを塗ったドナーリボンを使って、被印刷物に画像を再現する無版印刷方法のこと。
ねむいプリプレスねむいとは、写真や印刷物で明暗の差が少なく締まりのない、コントラストの弱い状態を指す言葉である。フラットな状態と同じ意味で使われる。
眠い画像ねむいがぞうプリプレスコントラストが低く、明暗の差が乏しいためにぼんやりとした印象になっている画像のこと。
練肉ねりにく印刷ロールミル(3本ロール)やボールミル、サンドミルなどの練肉機を使って、顔料とビヒクルを練り合わせてインキにすることをいう。
念校ねんこう品質管理念校とは、校了(または責了)の直前に、念のためにもう一度行う最終確認の校正、またはその際に出される校正刷りのことである。
粘弾性ねんだんせい印刷力を加えて変形したものが力を除くと元に戻る弾性と、力に応じて流れるように変形する粘性の、両方の性質をあわせ持つことをいう。
粘着剤ねんちゃくざい加工常温で物と物を貼り合わせる性質を持つ、接着剤の一種のこと。
粘着紙ねんちゃくし紙片面に感圧接着剤を塗布し、剥離紙と貼り合わせて2層構造にした紙のことで、ラベルやシールなどに使われる。
粘着転写ねんちゃくてんしゃ印刷静電潜像を現像し、トナー像をそのトナーの粘着力で転写基材の上に非加熱で転写する画像形成方式のこと。
粘着フィルムねんちゃくふぃるむ加工粘着剤を塗って、剝離紙と貼り合わせた2重構造にしたフィルムのこと。
粘度ねんど印刷液体や気体がどれだけ流れやすいか、流れにくいかという抵抗の度合いを示す指標のこと。印刷インキの品質管理でよく使われる言葉である。
粘度計ねんどけい品質管理インキや接着剤など、液体の粘度(流動性)を測定する計器のことで、用途に応じていくつかの種類がある。製本・段ボール製函の現場でも使われる。
年譜ねんぷ組版ある人物や団体の歩みを、生まれた年から順を追って年代順に並べて一覧にしたもののこと。
濃淡のうたんプリプレス色の濃さと薄さのことをいい、白に近いほど淡く、白から離れるほど濃いとされる、明度や彩度にかかわる言葉のことである。
濃度のうど品質管理濃度計を使って測定する、印刷物や写真画像における色の濃さや黒っぽさの度合いのこと。
濃度計のうどけい品質管理印刷物やフィルムの濃度(どれだけ光を吸収するか)を数値で測定する計測器のことをいう。
濃度範囲のうどはんいプリプレス測定した対象の中で、もっとも濃い部分の濃度ともっとも薄い部分の濃度との差のことをいい、濃度域と呼ばれることもある。
納本のうほん業界文化書籍や雑誌などの印刷物の中から特に念入りに製本した最良の製品を選び、あらかじめ決められた部数だけ注文主へ納入すること。
ノセのせプリプレスノセとは、写真や平網、ベタ印刷などの背景の上に、文字や罫線、ロゴなどをそのまま刷り重ねる処理のことである。「オーバープリント」ともいい、背景を抜かずに重ねる点が特徴である。
のせ処理のせしょりプリプレス画像や平網の中にある文字や罫線の部分を、下の絵柄を抜かずに重ねて刷ることをいう。
のせ文字プリプレス写真や平網、ベタ刷りの部分など、すでに印刷されている箇所の上に、さらに文字を重ねて刷ること、またはそうして重ね刷りされた文字のことをいう。
のせ版プリプレス色の境界で刷り位置がわずかにズレても隙間ができないよう、塗りを一方または両方にわずかに広げておく処理。
ノックアウトのっくあうとプリプレスノックアウトとは、印刷で、色のずれを目立たなくするために版を広げる処理をせず、原寸のまま版を作って隣り合う色をぴったり合わせて刷る「抜き合わせ」のこと。
ノッチングヘッドのっちんぐへっど製本無線とじ機で、ミリングされた背の長手方向に対して直角に溝を彫る回転式の刃物。
のど(ノド)のど製本のどとは、本を見開いたときの中央、綴じ目にあたる側の部分、またはその余白のことで、反対側の開く側は「小口」と呼ばれる。
のどあきのどあき製本本の背の折線から、組版された文字の端までの長さのこと。製本の仕上がりを左右する余白の寸法として扱われている、印刷取引上の用語。
喉紙のどがみ製本手帳の簿表紙や綿入れ表紙を作るとき、背のつなぎに使う紙。
喉布のどぎれ製本本の表紙と中身をつなぎ合わせるために、見返しのノドの部分に使う布。
のど布製本本の中身と表紙を丈夫につなぎ合わせるため、見返しのどの部分に継いで使う布のことで、のど布付き見返しなどに使われる。
のど空き組版見開きで対面するページの内側、製本で閉じられる側に設ける余白のことで、ガターともいう。
伸びのび品質管理材料に引っ張る力を加えたときに生じる、変形前のもとの長さに対する寸法の増加のことを指す言葉。
糊のり加工製本などで紙どうしや部材を貼り合わせるために使う接着剤の総称のことをいう。
糊入れのりいれ製本製本で、表紙と見返しとを糊で貼り合わせる工程のこと。
糊殺し印刷のりごろしいんさつ加工糊があらかじめ塗ってある原紙の一部分に、ニスを印刷したりフィルムを貼ったりして、その部分の粘着力をなくす印刷方法のことをいう。
糊差しのりさし製本折り丁に別丁(のど側で二つ折りにしたページ)などを貼り込むとき、線状や点状に糊をつける作業のことをいう。
糊しろのりしろ製本本の中身に扉や見返し、口絵などを貼り込むとき、糊をつけるためののど側の余白部分のことをいう。
のり(糊)付け部のりつけぶパッケージ段ボールの製造ラインで、波形に成形した段の頂点に糊を付ける部分、または箱の継ぎ代に接着剤を転写する部分を指す呼び名のことである。
のり付けのりづけ製本のりやにかわなどの接着剤を使って、紙や印刷物を貼り合わせる方法のこと。
ノンストップ排紙装置のんすとっぷはいしそうち印刷排紙部を複数備えることで、用紙を途切れさせずに連続して排出できるようにした装置のこと。
ノンソルベントラミネーションのんそるべんとらみねーしょんパッケージ接着剤に溶剤を使わない、無溶剤タイプのラミネート加工法のことで、軟包装の分野で使われる。
ノンブルのんぶる組版本や冊子の1ページごとに振ってある通し番号。語源はフランス語のnombre(数)とされる。
ノーカーボン紙のーかーぼんし紙筆圧やプリンターなどの圧力を加えると発色するしくみを持ち、重ねて使うことで下の紙にも同じ文字が複写される紙のこと。
ノーマルのーまるプリプレスグラビア版を電子彫刻するときのセル(インキを溜める凹み)の形状の一種で、正方形に近い形をいう。
ナイフ式折り装置製本刃状の板(折りナイフ)を紙に押し込み、対になったローラーの間に送り込むことで紙を折る装置のことをいう。
ナイフ折り機製本刃状の部品を上下させて紙を折りローラーへ送り込み、折り目をつける方式の折り機のこと。
ナンバリング加工チケットや会員証、帳票などの印刷物に対して、1枚ごとに異なる重複のない通し番号を機械で連続して打っていく加工のことをいう。
ニック加工製函や抜き加工で、打ち抜いた部品が台紙から完全に分離しないよう、あえて切り残しておく小さな部分のことをいう。
ニッピング製本製本で、綴じた中身や貼り合わせた表紙にプレスをかける作業のことをいう。
ニッピングローラー印刷ウェブ輪転印刷機で、折り機の手前にあるテンションを調整するローラー。
ニップ印刷プレスロールやカレンダーなど、2本のロールが接触する面のことをいう。
ニュートンリング品質管理曲率の異なる2つの面が接しているとき、接点を中心にできる同心円状のしま模様のことをいう。
ネイティブデータプリプレスPDFなどに変換する前の、作成したソフトそのままの形式で入稿されるデータのこと(画像編集ソフトや文書・表計算ソフトのファイルなど)。
ネガプリプレス被写体と明暗及び色相が反転した、ネガティブとも呼ばれる画像のこと。
ネガ分解プリプレスネガ原稿からポジ原稿をつくる手順を踏まずに、スキャナで直接、色分解を行うことをいう。
ノズル印刷インクジェットプリントヘッドで、インクの液滴を吐出する開口部のことをいう。
ノドのアキ製本見開きにしたときの中央(ノド)部分と、文字や絵柄が始まる位置との間に設ける余白のこと。無線綴じの冊子はノド部分まで完全には開かないため、ページ数が多い本や厚い用紙を使う本ではこの余白を広めに取る必要がある。中綴じの冊子はノドまで開くため、こ…
ノベルティ環境・企業活動企業が社名や商品名を入れて無料で配布する、認知度を高めるための記念品やグッズのこと。カレンダーやタオルなどが代表的である。
ノンインパクトプリンター印刷タイプライターのように活字を直接打ちつけるのではなく、熱や電気、磁気などを利用して印字する装置のことをいう。
ノンスキンインキ印刷印刷機の上に長時間置いても表面に乾燥皮膜ができず、印刷された紙面でだけ乾くインキ。
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